寒い季節、美味しいおでんを食べて温まりたいですよね!

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『美味しいおでんを作るのは、とても手間がかかる。』

『透き通るような澄んだ色のだしで、上品な味のおでんとなると、
 素人には手が出せない。』

『高級な鰹節を大量に使って、だしを取らないと、
 美味しく出来ない。』



なんて思ってませんか?


そんなあなたに素敵なお知らせがあります。


おでんのだしを取る手間いらずで、簡単にだしのきいた美味しいおでんを、
作る方法があります!



だし取り不要の美味しいおでんを作って、寒い冬を楽しみましょう!

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おでんのだしを取る必要はあるの?


何年か前にある居酒屋でおでんを食べた時に、
私は衝撃を受けました


透明で澄んだだしに浮かぶおでんの具。

食べると口の中に広がる上品なだしの香りと味


それまであまりおでんが好きでは無かったのですが、
澄んだだしのおでんに一撃で魅了されました。


それから毎年冬になると、あの透明のだしのおでんを作りたくて、
高級の鰹節に昆布をたっぷり使って、だしを取ってました。


ちょうどこの動画のような感じです↓


実際にやった人は分かると思うのですが、
お金も手間もかかります


特にだしを取るときには、鍋に付きっきりになるので、
とても手間がかかります。


それだけ手間をかけて作っただしで、おでんを作っても、
市販のおでんだしで作った方が遥かに美味しい…。


それでも、諦めずに鰹節を変えたり、
使う量を変えたり試行錯誤しながら、
数年が経ち、ある結論に達しました。



『美味しいおでんを作るコツは、だしを取らない事!』



大切な事なのでもう一度言いますね、



『美味しいおでんを作るコツは、だしを取らない事!』



高級な鰹節に昆布を惜しげもなく使い、手間をかけて、
おでんのだしを取っていたあなた!


だしを取るのは今すぐやめてください。


そんな手間とお金をかけない方が香りが高く色の澄んだ
上品なだしのきいたおでん
が作れます。


では、何故だしを取るとおでんが美味しくなくなるのでしょうか?


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おでんのだしを取らない理由とは?


おでんにどんな具を入れますか?


関西風のおでんの具なら、
  • 大根

  • こんにゃく

  • 結びしらたき

  • ゆで卵

  • 厚揚げ

  • ちくわ

  • ごぼ天

  • 牛すじ

  • つみれ

  • 平天などの練り物

  • がんもどき

  • 餅入り巾着


関東に行くと、

  • はんぺん

  • ちくわぶ

などなど

おでんに入れる具材をあげていけばキリが無いぐらい、
様々な具があります。


実は、だしを取らずに美味しくできるのは、
おでんの具に秘密があります。


もう一度、おでんの代表的な具材を見てもらうと、
大根と卵と結びしらたき以外に、ある共通点
あります。


その共通点とは、具材からだしが出るという事です。

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ちくわや、つみれなどの練り物は、
魚のすり身で作られてます。

魚のすり身からは美味しいだしがでます。


しかも、練り物には、アミノ酸など旨味調味料が含まれていますので、
余計な調味料を入れる必要はありません。


つまり、練り物や牛すじを煮込んだだけで、
しっかりとだしは出てきます


そこに高級な鰹節から取った繊細なだしを入れると、
味が壊れるだけで美味しくはなりません。


つまり、

『おでんの具材からだしが出るので、取る必要なし!』

と言う結論になりました。


では、どうすれば、澄んだだしのおでんを作れるのでしょうか?

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澄んだだしのおでんの作り方!


澄んだだしのおでんの作り方は簡単です。

  1. 具材を用意する。

  2. 下ごしらえをする。

  3. 具材を煮る。

  4. 味を整える。

  5. 美味しく食べる。

この5つだけで、寒い冬に身も心も温まるおでんを、
作ることができます。


では、1つずつ詳しく見ていきましょう。


具材を準備する


具材は好きな具材を選んでください。

特に決まりは無いので食べたい具材で大丈夫です。


だしが良く出る、ちくわなどの練り物や牛すじを、
多めに入れると美味しいです。


それと大根とゆで卵と結びしらたきは、
絶対に入れてくださいね。


だしが具材にしみ込んで、めちゃくちゃ美味しくなりますよ!


寒い冬に、だしがしみたアツアツの大根を、
ハフハフ言いながら食べる
とそれだけで、
幸せな気分になりますね。


おでんに具材の変わり種としては、

  • トマト

  • シュウマイ

  • ウィンナー

  • ロールキャベツ

  • たこ

は、大変美味しくいただけました(´∀`)


下ごしらえをする


下ごしらえをきっちりとすれば、美味しいおでんが
92%の確率で成功します。


大根


大根は贅沢に太く切りましょう。

5cm以上がおすすめです。

太く切ったに十文字の隠し包丁を入れて、
お水から20分ぐらい茹でます。

大根に竹串が通れば、しばらく水に浸けておけば、
アクがとれます。


練り物・厚揚げ・こんにゃく


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練り物や揚げ物は、袋から全て出して、
必ずお湯でひと煮立ちさせてください

アクを取るために、お湯をかけますが、
かけるだけでは不十分です。

ひと煮立ちさせたお湯は全て捨てましょう。

だしが出なくなるのではと心配でしょうが、
大丈夫です。

ひと煮立ちしたくらいでは、だしに何の影響もありません

逆に、既製品臭さなどが少なくなり、だしの色や味の
透明感が増します


このひと手間をすることで大きく完成度が変わります。


牛すじ


アクを綺麗に取りながらお湯で30分間しっかりと煮ます。

30分煮たら、お湯を捨てて牛すじを綺麗に洗いながら、
余分な肉や脂肪を切って捨てます。

これで下ごしらえは終わりです。

後は煮るだけですね。

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具材を煮る


おでんを作る時は、家にある一番大きな鍋で作ってください。

小さい鍋だと、煮崩れをして味が濁ります


たっぷりの水が入った大きな鍋に昆布を底に沈めて、
その上に大根と牛すじを入れて火をかけます。


ギリギリ沸騰しない温度になったら、
残りの具材を入れて煮ます。


決して沸騰させない火加減でしばらく煮込みます。


コツは沸騰しないでぬる過ぎないコンビニのレジの横に置いてある
おでんのだしをイメージしながら調節してください。


沸騰しない火加減に調節をすれば、後は美味しくなるのを楽しみに、
置いとくだけなので、手間もかかりません


味を整える


しばらく煮こんだら味を整えましょう。


使う調味料は、塩と薄口醤油だけです。


味付けのコツは、しっかり煮込んでから
調味料を入れてください。



はっきり言って想像以上にだしの味がでますが、煮込み出して、
すぐにはだしが出てきません。


1時間くらい煮込むと、だしの旨みや甘みが出てきますので、
塩と醤油であなた好みに調整してください。


塩をしっかりと入れて、醤油はほんの少しで、
上品で澄んだおでんの完成です。


美味しく食べる


あとは、アツアツの内に美味しく食べてください。

さめると美味しさが半減するので、温めながら、
ハフハフ言いながら食べるのがおすすめです!


私の家ではここで購入したIHクッキングヒーターを使っています
【アイリスオーヤマ公式オンラインショップ】アイリスプラザ

作る時も沸騰しない温度に設定しとけば、具材を入れて、
スイッチを押すと後は放っておいたら完成します。


食べる時もテーブルで使えるので、保温にすると
いつまでも、アツアツおでんを楽しめます。


最後に


紹介した作り方でおでんを作れば、本当に簡単に
美味しいおでんが作れます。


私が、おでんを作ると言うと嫌な顔をしていた奥さんが、
おでんを作って欲しいと言うくらい美味しいです(笑)


もちろん、次の日のおでんの美味しさたるや、
想像を絶します!


多量に作って、2日目、3日目と成長し続けるおでんを、
味わってください。


アツアツで美味しいおでんが家で待っていると思うと、
寒い冬の日も気持ちがワクワクしますね。


簡単おでんで寒い冬を豊かな気持ちで過ごしましょう!