『たかが鼻血、されど鼻血。』

子供が鼻血を出す事は良くある事です。

もはや、日常的な出来事と言ってもよいくらいに、
鼻血を出します。


いくら子供が可愛くても鼻血くらいでは、
オタオタしませんよね?

ただし、毎日の様に鼻血が出ると、
さすがに何か血液の病気でもあるのではと、
心配になるのも事実です。


なぜ、うちの子供はこんなに頻繁に鼻血を出すのか?

と、気になるあなたと一緒に見ていきましょう!

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怖い病気ではないの?


頻繁に鼻血が出ることで心配になるのが、
何か怖い病気になっていないかだと思います。


事実、鼻血が頻繁に出るので病院に診察に連れて行く
ほとんどの親が、白血病を心配しています。

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『白血病になると、出血しやすくなる。
出血しやすくなると、鼻血も出るようになる。』



と、どこかで聞いた言葉で、

血が出る=白血病になるようです。


確かに、鼻血が30分以上止まらないで大量に出るときは、
血液の病気の心配も出ます。


しかし、すぐに止まる場合は心配いりません。


病院に行っても先生に、
『大丈夫です。子供は鼻血が出やすいからです。』
と、説明されて終わります。


では、子供が頻繁に鼻血を出す原因はなんでしょうか?

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鼻血の原因


まずはこの動画を見てください。

2分36秒で鼻血について大まか事が分かります。


子供が頻繁に鼻血を出す原因は、鼻の粘膜が大人より弱くて、
血が出やすいからです。


そして、一番の原因が『鼻いじり』です。


簡単に言うと鼻くそを取る行為ですね^^


朝起きたら鼻血でシートが真っ赤なんて時は、
寝ている時に子供が鼻をいじって粘膜を傷つけて、
鼻血が出ていることが多いです。


名前は覚える必要はないですが、キーゼルバッハ部位と言われる
鼻の穴の入り口の部分に、細い血管が集まっています。


その部分は粘膜も薄いので、遊びや運動で興奮して血液が
多く流れたり、鼻いじりで引っかいたりすると、
すぐに鼻血がでます。


そして、一度鼻血が出ると、破れて血管が戻るまで、
数日かかるので少しの衝撃でも鼻血が出やすい状態が続き、
鼻血が頻繁に出るようになります。


ただ、大人になると次第に粘膜も強くなるので、
いつの間にか鼻血は出にくくなります。


しかし、『私のカワイイ子供を大人になるまで、
鼻血を出したままにしておくつもりなのか』と、

思ったあなたの為に鼻血の対処法を紹介します。


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鼻血の正しい止め方


私の子供の頃は、鼻血が出て母親に言うと、


『鼻血なんかティッシュ丸めてつめといたら治るわ』とか、

『上向いて、首の後ろトントンしてたら治るわ』とか、


言われてた記憶があります。


さすが大阪のおかんは、少々の事では動じません^^


しかし、この鼻血の止め方は、
『絶対にしてはいけない鼻血の止血法』
の堂々の1位と2位なのです。


絶対にしてはいけない鼻血の止血法

  • 鼻にティッシュを詰める

  • 先祖代々伝えられてきた方法ですが、
    実はよろしくありません。

    鼻にティッシュを詰めると、抜くときに、
    再び粘膜を傷つけてしまいます。

    せっかく止まったのに、他の箇所から、
    出血すると言う負のスパイラルに
    ハマる危険があります。


  • 上を向いて首の後ろをトントン叩く


  • 鼻血を見ると思わず首の後ろをトントンと叩きたくなる人も
    多いと思いますが、全く効果がないのでやめしょう。

    むしろ、気分が悪くなることもあります。

    しかも上を向くことで、鼻血が喉に入ってしまい、
    吐き気をもよおす原因にもなります。




では、どうすれば良いのかと言うと、

  1. 椅子か、なければその場に座らせます

  2. 首を曲げて下を向かせます
  3. ※下を向かない子供には、おもちゃや絵本を、渡すと効果的ですが、鼻血には注意してください。

  4. ティッシュなどで鼻血が落ちないようにします

  5. 鼻をギュッとつまみます

  6. 鼻血が止まるまでは、つまんだままにします
    だいたい3~5分程度で止まります



私の場合は、子供が小さい時は、
膝の上に座らせて、後ろから鼻をつまんで
止血してました。


膝に座らせると落ち着きますし、下を向かせやすいので、
おすすめの方法ですよ!


『止め方は分かったけど、予防法はないのか?』


と思ったあなたの為に、予防法もちゃんと用意しています!


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鼻血の予防法


鼻血が出やすい原因は粘膜が弱いことでしたね。


では、粘膜は粘膜を強くすると鼻血が、
出にくくなるのでは?


という事で、粘膜を強くする食材を紹介します。

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喉や鼻の粘膜を強くするのに必要な栄養素は、
ビタミンAです。

ビタミンAは粘膜の上皮細胞(じょうひさいぼう)
作る働きがあります。

ビタミンAが不足すると乾燥して傷つきやすくなるので、
鼻血が出やすくなります。


ビタミンAを多く含む食材は、

  • レバー(鷄・豚・牛・魚)

  • うなぎ

  • しそ

  • 人参

  • たまご(卵黄)

  • 春菊

  • パセリ

  • ほうれん草

  • 味付け海苔

  • 唐辛子

  • 抹茶(粉)

などがあります。


ただし野菜のビタミンAは油と一緒に取らないと、
吸収率が非常に悪いので、炒めるなどしてから、
食べるようにしてください。


しかも、レバーと緑黄色野菜を嫌いな子供が多いので、
食べさせるには工夫が必要ですね。


私の家ではほうれん草と卵の炒め物を、
すると、喜んで食べてくれるので、良く出すようにしてます。


他にも、皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれる働きをする
ビタミンCも意識して摂ると良いですね^^


どうしても野菜を取らない子供には、サプリメントなどで、
栄養を補給するのもひとつの方法です。


ちなみに、私が試したなかで一番よかったのがこちら
→ ミリオンの緑黄色野菜ジュース・定期コース初回半額キャンペーン

錠剤のサプリメントって、子供は嫌がります(ーー;)

うちの野菜嫌いの子供も、これだと飲みやすいジュースなので、
喜んで飲んでましたよ~!!



まとめ


それでも、鼻血が頻繁に出て心配な場合は、
病院に行きましょう。

病院は小児科ではなく、耳鼻科に行くようにしましょう。

異常が無いと分かるだけでも、
行く価値はありますからね。

ちなみに、鼻水が黄色の場合はこちらを参考にしてください。
→ 子供の鼻水が黄色に!?病院に行く目安とは?

たとえ鼻血でも心配なのが親心です。


健康に大きく育って鼻血が出にくくなるまで、
暖かく見守りましょう^^