赤ちゃんが、下痢に…。


赤ちゃんが、下痢になると心配ですよね?


特に、初めて下痢になった時は、
何が原因だろう?と悩む人が多いようです。



実は、赤ちゃんが、下痢になるには、
さまざまな原因があります。


そこで、赤ちゃんが下痢になる原因をまとめました。


最後に、小児科の先生に教えてもらった下痢の対処法
あわせて、ご紹介しますね。

まずは、赤ちゃんの場合、どんな状態を下痢と言うのかを、
一緒に、見ていきましょう!

スポンサーリンク



赤ちゃんの下痢とは?


赤ちゃんの便は、健康な時でもゆるいものです。

しかも、回数が多いのが、普通なので、
下痢と判断する基準が、難しいですね。


実は、専門家の間でも、定義が曖昧で、
『これが下痢だ!』と言う明確な基準はありません。


以前、小児科の先生に質問した時は、

『異常に水分が多く、一日に6回以上の便』

が、下痢の定義らしいです。


しかし、赤ちゃんによって、
当然、個人差がありますよね。

赤ちゃんの下痢とは

そこで、赤ちゃんの便を、きっちりと、
観察する事が、大切になります。

毎日、しっかりと観察していると、
いつもよりも、水っぽいとか、回数が多いなど、
すぐに、異常が分かるので、早く対応できます。


また、便をチェックする事で、
下痢の原因が、分かる事もありますよ。


では、次に、下痢を起こす原因となる、
病気や飲食物について、見ていきましょう。

スポンサーリンク


赤ちゃんの下痢の原因とは?


実は、赤ちゃんの下痢を起こす病気は、
数が多くなく、あまり怖いものもありません。


赤ちゃんの下痢は、

  • 急性の下痢

  • 慢性の下痢

に、分かれます。


ほとんどの場合、赤ちゃんが下痢になっても、
いつ終わるかは、分かりません。

なので、急性の下痢から始まって、
2週間以上、下痢が続く場合は、
慢性の下痢と呼ぶようになります。


では、それぞれの下痢は、
何が原因で、起こるのでしょうか?


急性下痢の原因


赤ちゃんの急性下痢の原因のほとんどが、
ウイルスや細菌による、感染性胃腸炎です。

俗に、お腹のかぜと言われるもので、
胃腸に、ウイルスや細菌が増殖する事で、
下痢が起こります。


そのほかにも、胃腸以外の部分の感染症が、
原因で下痢になる場合があります。

  • 扁桃腺(へんとうせん)

  • 肺炎

  • 中耳炎

  • 尿路感染症(にょうろかんせんしょう)

  • 突発性発疹(とっぱつせいほっしん)

これらの病気に、かかっている時も、
下痢の症状がでる事が多いですね。

特に、突発性発疹は熱以外の唯一の症状が、
下痢の場合が多く、ブツブツした小粒状の、
軟便がでるのが特徴です。

そして、もうひとつの原因に、
抗生物質があります。


乳幼児の場合、抗生物質を飲んだ事が原因で、
下痢になり、しばらく続くことが、よくあります。


急性下痢は、その病気にあった治療を受ければ、
3~5日で、ほとんどが良くなります。

それ以上続く場合は、慢性下痢の可能性が高いです。

では、次に慢性下痢について、見ていきましょう。

スポンサーリンク


慢性下痢の原因


慢性下痢の原因で、母乳の赤ちゃんの軟便があります。


母乳で育てられている赤ちゃんの場合は、
形にならないゆるい便が続く事があります。


赤ちゃんによっては、一日に便を8、9回したり、
水の様な便が出たりします。

しかし、これは、母乳に含まれるビフィズス菌が、
赤ちゃんの腸で、正常に働いている証拠です。


また、白いブツブツが、便にまじることもありますが、
これも、母乳中の脂肪分やカルシウムが、
カスとして、出てるだけです。


そして、母乳の赤ちゃんは、ミルクの赤ちゃんよりも、
便がやわらかくて、回数が多いのが普通です。


なので、母乳の赤ちゃんの慢性下痢は、
基本的には、全く心配いりません


ただし、あまりにも続いたり心配な場合は、腸内環境を整えてあげてください
といっても、赤ちゃんには、できるだけ薬は使いたくないですよね。

そこでおすすめが、こちら
日本一選ばれているウワサのオリゴ糖

赤ちゃんにも、安心して使用できます。


赤ちゃんを看病する母親

慢性下痢の病気として、一番多いのが、
二次性乳糖不耐症(にじせいにゅうとうふたいしょう)と、
呼ばれるものです。


感染性胃腸炎にかかった後に、
何週間も、下痢が続いている場合は、
二次性乳糖不耐症の可能性が高いです。


胃腸炎にかかると、腸の粘膜が傷つきます。

腸の粘膜には、ミルクの中の乳糖を分解する酵素
あるのですが、傷つくことで少なくなります。

そして、吸収されないまま、発酵します。

これが原因で、甘酸っぱいニオイの便が出たり、
下痢になる状態を、二次性乳糖不耐症と言います。

この状態になっても、母乳の赤ちゃんは、
そのままで大丈夫です。


しかし、ミルクで育ている場合は、
少し対処法が変わります。

スポンサーリンク


そこで、小児科の先生に教えてもらった方法を、
ご紹介しますので、参考にしてください。
  1. 使っているミルクの成分を、確認してください。

  2. 成分の中に、乳糖が含まれている場合は、乳糖が、下痢の原因の可能性があります。

  3. 乳糖を含まないミルクに、替えてようすをみましょう。

  4. 長い間、下痢で悩んでいた赤ちゃんも、下痢の症状が、改善される事があります。

しかし、乳糖を含まないミルクは、結構、高いのが悩みですね^^


また、病気のほかに、慢性下痢の原因は、
母乳やミルク以外の飲み物が考えられます。


果汁の飲み過ぎ、特にりんごジュースは、
他の果汁に比べて、果糖濃度が高いので、下痢になりやすいと言われています。


他にも、ミルクを作る水の成分が原因で下痢になることも…Σ(゚д゚lll)ガーン
詳しくはこちら→赤ちゃんのミルクにつかう水!危険な種類を選んでいませんか?


ミネラル濃度が高い「硬水」などは、赤ちゃんのおなかに負担をかけてしまうので、
ミルクを作る水を変えることで、下痢の症状が緩和されることもあります。



まとめ


赤ちゃんが下痢が続くと心配だと思いますが、
赤ちゃんの便は、固くなったり、柔らかくなったり、
色々と変化するものです。


しかし、症状が長く続く時や、重い症状が出た時は、
すぐに、病院に行ってください。

もちろん、症状が軽くても、気になる時は、
すぐに、診断してもらいましょうね。

症状についてはこちらを参考にしてください。
→ 赤ちゃんの下痢の症状!注意する事とは?こんな時は病院へ!

ほとんどの場合、『異常ありません。』と、
言われると思いますが、安心できるだけでも、
行く価値はありますよね^^


子育て、無理し過ぎないように、
頑張ってくださいね!