比叡山は、伝教大師最澄上人が開いた延暦寺に参拝や、
自然散策や周辺の史跡探訪、秋には紅葉と一年中楽しめますね。
人気スポットの比叡山延暦寺ですが、観光する時に見どころや、
おすすめコースを探すと意外に紹介されていないですね。
世界遺産にも登録されているのに、初めて比叡山延暦寺に行く人は、
どこから回れば良いのか分からないですね。
そこで失敗しない延暦寺の観光の見どころを調べてました。
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比叡山 延暦寺とは?
比叡山延暦寺はゆっくり見てまわると延暦寺だけでも、
丸一日かかるぐらい見どころが沢山あります。
知らない人も多いと思いますが、『延暦寺』という名前のお寺はありません。
比叡山の山頂にある『東塔』『西塔』『横川』の3つのエリアの
総称を『延暦寺』と呼びます。
なので延暦寺と一言で言っても、比叡山の山頂から東側斜面にかけての、
広い範囲をさすので全てを回るのには結構な時間がかかります。
何も計画を立てずに観光してまわると、肝心な場所に行けなかった。
ってことが起きないように比叡山延暦寺のおすすめの観光スポットを紹介します。
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比叡山延暦寺のおすすめの観光スポットは?
比叡山延暦寺を、東塔・西塔・横川の大きく3つに
分ける事ができます。
延暦寺の観光は東堂エリアを中心に観光の計画を立てましょう。
東塔エリアには国宝に指定されている『根本中堂』があり、
一般的に延暦寺と思われている寺が根本中堂のようです。
根本中堂の周りには、ケーブルの駅や食べ物屋さんやお土産屋さんが、
あるので、根本中堂を中心にすると便利ですね。
東塔エリアのもう一つの見どころは、『阿弥陀堂』です。
朱塗りの大きな建物で南無阿弥陀仏の声が聞こてきます。
東塔エリアは山頂にあるからなのか、独特の空気感からなのか、
夏でもあまり暑さは感じませんね。
阿弥陀堂の手前には、水琴窟がありまして、石に水をかけると、
美しい音が響きます。
観光の時間がないときは、根本中堂だけでも厳かな雰囲気で、
満足できると思います。
春は八重桜秋には紅葉も楽しめますよ。
東塔エリアを満喫したら西塔エリアですね。
西塔エリアには、『常行堂』と『法華堂』を渡り廊下でつないだ
珍しいお寺の通称『にない堂』があります。
ちなみに、常行堂と法華堂は両方とも重要文化財です。
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にない堂の渡り廊下の下をくぐって行くと、
大きくて立派なお寺が見えくるのが『釈迦堂』です。
釈迦堂は延暦寺の数多くあるお寺のなかで、
一番古いと言われています。
東塔エリアから西塔エリアの動画はこちら↓
この動画みれば実物を見たくなりました。
春の延暦寺も良いですね!
最後に横川エリアですが、西塔エリアから4km離れていて、
歩くと1時間ぐらいはかかります。
東塔エリアからバスも出てますが、
繁忙期で30分に1本と少ないです。
実際に行く人は少ないですが、敏感な人が行くと、
東塔エリアや西塔エリアと雰囲気が違い、
暖かいエネルギーを感じ神域に近いらしいです。
私の個人的な考えでは、時間が余っている場合以外は、
東塔と西塔に時間をかけてゆっくりと観光した方がいいと思います。
比叡山 延暦寺へのアクセスは?
車で行く場合と、電車で行く場合をそれぞれ見てみましょう!
車で行く場合
【大阪方面】
名神高速道路 京都東IC⇒西大津バイパス 近江神宮ランプ⇒山中越え⇒比叡山ドライブウェイ
【京都 京都市内南部方面】
五条バイパス⇒西大津バイパス 近江神宮ランプ⇒山中越え⇒比叡山ドライブウェイ
【京都 京都市内北部】
途中トンネル⇒湖西道路 仰木IC出口⇒奥比叡ドライブウェイ
普通車だと比叡山ドライブウェイは片道820円、
奥比叡ドライブウェイは片道1500円です。
電車で行く場合
【大阪・京都方面】
JR大阪駅⇒京都駅⇒JR湖西線 比叡山坂本駅⇒バス⇒
坂本ケーブル 坂本駅⇒比叡山
大阪駅からだと合計運賃は2,010円で、約64分です。
【滋賀・大津方面】
JR琵琶湖線 大津駅⇒JR湖西線 山科駅⇒比叡山坂本駅⇒
江若バス⇒坂本ケーブル 坂本駅⇒比叡山
大津駅からだと合計運賃は1,380円で、約30分です。