卒園シーズンが近づくと依頼されるのが、保護者から先生への卒園メッセージ。
我が子がお世話になった先生に、今までの感謝の気持ちを伝える大切な機会です。
ぜひ喜ばれるメッセージを書きたいですよね。
でも、意気込んでペンを握ったのはいいものの、いざ書こうとすると…
- いい書き出しが思いつかない!
- 感謝の言葉以外に何を書けば良いか分からない…
- 文章がまとまらず支離滅裂になってしまう
- ありきたりで内容の無い文章になってしまう…
こんな風に、ペンが止まってはいませんか?
日常生活の中でなかなか書く機会のない感謝のメッセージ。
いきなり書くのは難しくて当然です!
お手本があればいいのですが、だからと言ってクラスの保護者に「なんて書きましたか?」なんて聞くのも…ちょっと気が引けますよね(;^ω^)
そこで今回は、先生への卒園メッセージの基本的な書き方を徹底調査!
お手本に出来る例文もたくさん挙げてみましたよ(#^.^#)
最後には、メッセージカードを可愛く仕上げる、ちょっとしたアレンジ方法もまとめてあります。
これを読めば、お世話になった先生に、特別なメッセージを届けることができますよ^^
それではまず始めに、卒園メッセージの基本的な書き方からチェックしていきましょう!
スポンサーリンク
メッセージの書き方
先生へのメッセージというと難しく感じてしまいますが、実は、上手な文章を、簡単に書き上げるコツがあります。
そのコツとは、ズバリ、『最初に構成を考える』こと。
思いついたことからどんどん書き出してしまうと、まとまりがなく、支離滅裂な文章になりがちです。
そのため、書き出しから書き終わりまで、どのような内容・流れにするか、構成を考えてから書き出すのが大切!
では、1番書きやすく、相手にも伝わりやすい構成を見ていきましょう!
これが、上手なメッセージを書くための基本的な構成です。
この形さえ押さえておけば、まとまりのある、伝わりやすいメッセージを書くことができちゃうんです!
それでは、構成の内容をもう少し詳しくみていきますね。
感謝の言葉
まずメッセージの始まりは、我が子がお世話になったことに対する感謝の気持ちから伝えましょう。
- 例) ○○先生、○年間、本当にありがとうございました。
- 例) ○年間、先生には大変お世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
具体的なエピソード
メッセージカードのスペースに余裕がある場合は、園生活で思い出に残っているエピソードを具体的に書きましょう。
この先生が担任で良かったなぁと感じた出来事や、先生に特にお世話になったと思う出来事などを書くと、内容の濃い、喜ばれるメッセージになります。
- 例) 朝、私と離れられず泣く息子を、先生は必ず園庭まで迎えに来て下さいましたね。
そのおかげで、息子も安心して○年間登園することが出来たのだと思います。 - 例) 先生のことが大好きだった娘。
家に帰ると必ず、先生と遊んだことを嬉しそうに報告してくれていました。
幸せを願う言葉
文の最後は、先生の幸せを願う一言で締めるのが良いでしょう。
この一言があることで、あなたの気遣いや思いやりが感じられます。
「本当にありがとうございました」等、感謝の気持ちで締めるのも、もちろん良いのですが、冒頭やエピソードのところで感謝を伝えている場合には、重複してしまうので、幸せを願う言葉の方が綺麗に収まるでしょう。
- 例) これからも、笑顔の素敵な明るい先生でいてくださいね。
- 例) これからも先生のご活躍を陰ながら応援しています。
このように、構成を考えることで、だいぶ書きやすくなります。
何を書いたらいいか分からない…と書き出しでつまずいてしまったら、この構成をぜひ使ってみてくださいね!
スポンサーリンク
先生へのメッセージ 例文!
さて、文章の構成を見てきましたが、まだまだイメージが湧かない…というあなたのために、続いてはいくつか例文を挙げていきたいと思います^^
先ほどの構成を元に文章を作ると、どんなメッセージに仕上るのか、さっそく見ていきましょう!
いかがですか?
実際の例文を見て、イメージが湧いてきたでしょうか。
具体的なエピソードがあることで、ありきたりな文章にならず、気持ちが伝わることがよく分かりますよね。
きちんと構成ができているので、話があちらこちらへ飛んだり、同じ文言を繰り返したりせず、すっきりとまとまっています。
文章の長さは、メッセージを書くスペースによって異なってきますが、余裕がある場合にはより具体的なエピソードを書くと良いですよ(*´▽`*)
例文を参考にしながら、あなただけの、オリジナルメッセージを書き上げてくださいね!
スポンサーリンク
喜ばれるアレンジ!
お世話になった先生に卒園のメッセージを書くのは1度きりです。
たった一度の感謝のメッセージ、
“どうせならもっと喜ばれるアレンジがしたい”
“周りの人とちょっと差をつけたい”
そんな気持ちはありませんか?
そこで最後に、先生も喜ぶこと間違いなし!の、ワンポイントアレンジを紹介していきますね♪
子供からのメッセージ
メッセージを書くスペースに余裕がある場合は、あなたからのメッセージだけでなく、子供からのメッセージも添えると喜ばれます。
子供からですので、難しい文章ではなく、簡単に書ける一言で大丈夫です。
例えば、
- ありがとう
- せんせいだいすき
- またあそぼうね
こんなメッセージがおすすめです。
お子さんと相談しながら、先生に伝えたい一言を添えましょう。
子供の絵
まだひらがなが上手に書けない…という場合には、言葉ではなく絵でも良いでしょう。
先生の顔でもいいですし、ハートやお花などちょっとした絵でも構いません。
お子さんに、先生にお手紙を書くということを話し、好きな絵を描かせてあげると、可愛らしいメッセージに仕上がります♪
先生の似顔絵
笑顔が印象的な先生ならば、空いているスペースにニコニコ笑顔の似顔絵を添えるのもおすすめです。
イラストが得意ならばぜひ挑戦してみましょう!
子供の顔写真
子供の写真を切り取り、メッセージのまわりに貼ってコラージュするのもおすすめです。
先生と一緒に写っている写真があればぜひ活用しましょう。
文字だけのメッセージカードに比べると、写真が少し入るだけでぱっと華やかで印象的な仕上がりになります。
デコレーション
メッセージの周りを、いろいろなアイテムを使って可愛くデコレーションするとおしゃれなメッセージカードが出来上がります。100均でも購入できる、安くて可愛いデコレーションアイテムをまとめてみました。
クラフトパンチ
クラフトパンチとは、折り紙や画用紙など、薄めの紙を好きな形に型抜きできるアイテムです。
ハートや星、リボンなど、様々な形から選ぶことができます。
もちろん、パンチングできる厚さの紙であれば、素材や色を選ばないので、オリジナルのハートや星を作ることができますよ。
クラフトパンチで型抜きしたものを、メッセージカードの周りに貼り付けるだけで、華やかで可愛らしい印象になるでしょう。
マスキングテープ
デコレーションの定番は、やっぱりマスキングテープ。
種類が豊富で、100均でも様々なデザインのテープが購入できます。
メッセージカードに使う場合は、周りを額縁のようにテープで囲うも良し、細かく切ってタイルのように使うも良し、あえてななめに貼り付けておしゃれな雰囲気を出すのも良し!と大活躍のアイテムです。
どんな風に貼ってもおしゃれに見えるのでおすすめです!
レーステープ
レーステープとは、その名の通りレース状のテープのこと。マスキングテープと似ていますが、レースなので少し立体的で、清楚で可愛らしい印象になります。
こちらも、マスキングテープと同様に、メッセージの周りに貼るのがおすすめです。
レースペーパー
レースペーパーとは、レースの模様になっている敷紙のことです。
こちらは、丸い形のものが多く売られています。
スペースがあれば、丸いまま、背景として使うこともできますし、4分の1にカットしてカードの角に合わせて貼ってもおしゃれなアイテムです。
プレゼントのラッピングやインテリアとしても使われる等、用途が幅広いので、この機会に購入するのもいいかもしれませんね。
スタンプ
デコレーションの定番、スタンプ。100均で、様々な種類のスタンプを購入することができます。
好きなデザインのスタンプを好きな色で押すという、ごく単純なデコレーション方法ですが、こちらはお子さんでも簡単にできるのがポイントです!
デコレーションをお子さんと一緒にやりたいという場合にはもってこいのアイテムですね。
ちょっと失敗して、曲がったり、かすれたりしても、意外と味が出ておしゃれに仕上るのでおすすめです。
デコレーションテープ
デコレーションテープとは、修正テープのような形をした、デコレーション専用のテープです。
使い方も、修正テープと同じ要領なので簡単に使うことができます。
ポイントは、マスキングテープよりも幅が狭く、細かなデザインをするのに使いやすいところ。
また、曲線を作ることも可能です。
メッセージカードだけではなく、スケジュール帳などにも使えるので、ひとつ持っておくととても便利ですよ!
こんな風に、ちょっとしたアレンジを加えれば、不器用さんでも簡単に、ひと味違ったメッセージカードを作ることが出来ます。
実際、私もデコレーションに挑戦してみましたが、これが大人でも熱中してしまうほど楽しいんです^^
お子さんと一緒に作ってみてもいいかもしれませんね♪
スポンサーリンク
まとめ
いかがでしたか?
先生への卒園メッセージの書き方をご紹介してきましたが、参考にしていただけたでしょうか。
メッセージを書くにあたり、1番大切なのは感謝の気持ちです。
先生の顔を思い浮かべながら、きちんと気持ちを込めて書けば、多少文章が下手になってしまっても、気持ちはきちんと伝わるものです。
上手く書こうと肩に力を入れすぎず、楽しみながら書いてくださいね。