『まさか子供なのに、歯ぎしりをするの?』
ある夜、寝ていると横からギリギリギリと、
何かをこすり合わす音が聞こえてきました。
まさかと思って見ていると、なんと子供が歯ぎしりを
しているではありませんか!
『何か嫌な事があってストレスを感じているのか?』
『歯が削れたりしないの?』
などと気になるお父さんやお母さんが、
多いと思います。
私も同じように思っていましたが、本当はどうなのでしょうか?
今回は、子供の歯ぎしりの原因と治し方についてまとめました!
早速、見ていきましょう!
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子供の歯ぎしりの原因とは
歯ぎしりは、大人だけで子供はしないと思ってませんでしたか?
私は、ストレスが溜まったおじさんだけが寝ている時に、
歯ぎしりをすると思ってました^^
ですので、子供の歯ぎしりを見たときは衝撃でした。
事実、毎晩子供がギリギリギリと大きな音を立てながら、
歯ぎしりをするので心配になって病院に連れて行くお母さんも、
多いようです。
しかし、実際は10歳まで子供の約40%が歯ぎしりをすると
言われています。
5歳から10歳の子供と言えば、ちょうど乳歯が抜けて、
永久歯が生えてきます。
この子供の歯から大人の歯に生えかわる期間に、
歯ぎしりをする子供が多いです。
この頃の子供は、成長に伴って顎が大きくなってきて、
乳歯に隙間があいてきます。
年長組の時ぐらいの子供の口の中を見ると、
歯と歯の間がスキスキになってますよね^^
この時に歯の噛み合せが悪くなるので、
歯ぎしりをすることで噛み合せのバランスを
調整しています。
同時に永久歯が生えてくるスペースも確保しているので、
この時期の歯ぎしりは心配がいらないどころか、
正常に成長している証拠ですね!
そう言えばウチの子供も、5歳から急に歯ぎしりが始まりました!
ちゃんと成長してくれていたのですね^^
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乳児の歯ぎしりの原因
私の子供は無かったのですが、
歯が生え始める乳児にも歯ぎしりはあります。
実は子供の歯ぎしりも大切ですが、
乳児の歯ぎしりも重要な意味があります。
赤ちゃんは、だいたい6ヶ月頃から
まず下の歯が生えますよね。
個人的には、あのちょこん2本だけ生えてる歯が、
かわいくてたまらなく好きです^^
下の歯が生えた後、上の歯が生えますが、
この頃から歯ぎしりをする赤ちゃんがいます。
歯がないときの赤ちゃんは、口にくわえて吸うと言う
単純な動きをメインでしてます。
しかし、歯が生えてくると、吸うから噛むと言う動きを
するようになります。
噛む動きとは、簡単に思いますが実は上下左右に、
複雑に組み合わせてた動きなのです。
そうなると、今までの吸う為の顎の位置から、
噛む動きをする顎の位置に調節する必要が出てきますね。
そこで、歯ぎしりをすることで、安定して噛むことができる顎の位置を、
探しいているのです。
ちなみに、
『えっ?私の赤ちゃん歯ぎしりしなかった。』
と言う人も心配いりませんよ!
気付いていないだけで、ほとんどの赤ちゃんがしています。
それに、赤ちゃんは目についたものを、
何でも口に入れますよね?
あれは噛む練習をしている行動なので、
歯ぎしりと同じ効果があります。
乳児の歯ぎしりには、顎の位置の調整以外にも、
顎や筋肉を鍛える効果もあり、食べ物を食べれる様に、
必要な準備をしているのですね^^
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歯ぎしりの治し方
赤ちゃんや子供の歯ぎしりは成長に必要な行為なので、
特に治す必要はありません。
しかし、全てが大人の歯に生えかわっても、
歯ぎしりが治らない時は少し話は違います。
歯ぎしりが原因で極端に歯がすり減ってしまう事や、
顎や歯を痛めてしまうこともあります。
そんな時は、成長に必要な歯ぎしりだからとほっておくのは危険です。
一度、小児科か歯医者さんに行って診察してもらってくださいね。
私の家では、特に治す事はしないで成長に任せてますが、
どうしても、気になる人の為に、歯ぎしりを治す方法をいくつか紹介しますので、
参考にしてください。
マウスピース
歯の矯正に使われるマウスピースですが、歯ぎしりの予防にも、
効果があるので、良く使われます。
一般的に歯ぎしりには一番効果があると言われていますね。
健康保険が適用されれば5,000円ぐらいで、
子供にあったサイズのマウスピースを作ってくれます。
市販のマウスピースもありますが、
子供のうちは歯医者さんにぴったりのサイズのものを、
作って貰うことをおすすめします。
ちなみに私は歯並びの矯正で子供の頃は、
はめて寝てました^^
すぐに慣れますが、慣れるまでは寝にくいです。
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歯の矯正
歯の噛み合わせや歯並びの悪さが原因で
歯ぎしりをする場合があります。
歯を矯正することで、歯ぎしりが改善される事があるので、
歯医者さんに相談しましょう!
ちなみに、近くで矯正歯科を探すにはこちらが便利です
→ 矯正歯科をお探しなら
矯正歯科専門サイト『e-矯正歯科.com』で検索!
リラックス
上下の歯は普通の状態の時は、約2mm程度空いてるのが正常です。
上下の歯が常に接触しているのは、常に緊張してストレスになり、
歯ぎしりの原因になります。
少し口元をゆるめてリラックスをさせてあげましょう。
寝る前にゆっくりと深呼吸をさしてあげると、
リラックスして眠れますよ!
深呼吸をしてリラックスをした時に、
『あなたは、歯ぎしりをしない!』と、
暗示をかけるのも効果的です^^
よく噛んで食べる
しっかり噛まずに食べて食事時間が短い子供に、
歯ぎしりが多い傾向にあります。
食事の時は、よく噛んで食べるようにすると、
歯ぎしり防止に効果がありますよ!
私も子供の時によく言われましたが、
『100回噛んでから食べる』は、胃腸に良いだけではなく、
歯ぎしりにも効果があったのですね^^
まとめ
ギリギリゴリゴリガリガリと嫌な音がする歯ぎしりにも、
子供の成長に必要な行為と思うと我慢できますね^^
大人の歯ぎしりと違い赤ちゃんや子供の歯ぎしりを、
心配する必要はないですね!
ちなみに、子供の口臭が気になる人はこちらを参考にしてください。
→ 子供の口臭とは?原因は鼻にあった!何科を受診?
今晩から子供の歯ぎしりが聞こえたら、
『おっ!成長しているなぁ~!』
と思って安心してくださいね^^