先日、甥っ子のお宮参りだったので、
お祝いがてら、紐銭を渡しに行ってきました!
すると、義理の妹が、不思議そうな顔をしながら、
『紐銭って何?』と、一言。。。
生まれも育ちも大阪の管理人にとっては、
お宮参り=紐銭ぐらいの勢いだったので、
衝撃的な質問でした(;゚Д゚)!
よくよく話を聞いて見ると、
義理の妹の出身地(関東)では、
この習慣がないらしい・・・・。
そこで今回は、お宮参りの紐銭について、
つけ方・金額・お返しのやり方などなど、
初めて聞いた!って人にも、分かるようにご紹介します!
まずは、紐銭って何?というところから、
一緒に、見ていきましょう!
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お宮参りの紐銭とは?
お宮参りの時に、赤ちゃんの晴れ着につける紐銭ですが、
そもそも、何のために付けるのでしょうか?
赤ちゃんが生まれて、無事に1ヶ月健康に育ってくれた事を、
地元を守ってくれている神様の氏神様に報告に行き、
更に、健康で幸せな成長をお願いするのが、お宮参りです。
もともとは、お宮参りの時に、赤ちゃんのお披露目で、
近所や親戚へ挨拶回りをしていました。
その時に、親戚や近所の人が、
この赤ちゃんが、一生お金に困らないようにと願いを込めて、
穴が空いている5円玉や50円玉を着物の紐に結んだそうです。
それが、時間が経って、現在のように祝儀袋や紙に包んだものを、
お宮参りの服や着物に付けるようになりました。
近所や親戚へ挨拶回りをしていました。
その時に、親戚や近所の人が、
この赤ちゃんが、一生お金に困らないようにと願いを込めて、
穴が空いている5円玉や50円玉を着物の紐に結んだそうです。
それが、時間が経って、現在のように祝儀袋や紙に包んだものを、
お宮参りの服や着物に付けるようになりました。
紐銭には、赤ちゃんの将来を願う、優しい気持ちが込められていて、
紐銭をつける数は多い方が、良いとされています。
しかし、調べてみて分かったのですが、
どうやら、全国的な習慣やしきたりではなくて、
大阪を中心とした関西が、主流の習慣ですね。
ただし、他の地域にも似たような習慣があり、
例えば、関東のある地域では、『みちるし』と呼ばれ、
同じような習慣があります。
もっとも、意味合いは紐銭と違い、
『ここまでの道を覚えておいて、また遊びに来てね』
という意味で使われます。
他にも、地域によっては、両親、つまり赤ちゃんから見て祖父母は、
紐銭をつけない所があったり、祖父母が付けるときは、
特別長い水引で結んで、赤ちゃんの長寿を願うところもあります。
紐銭の意味合いについては、地域や家庭によって、
違いがありますので、実際に宮参りの時は、
ご両親に聞くか、近所の年配の人に確認してくださいね!
それでは、みんなの気持ちが込もっている紐銭のつけ方を、
次に、見ていきましょう!
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紐線のつけ方・結び方!
いただいた紐銭はどのようにつければ、良いのでしょうか?
一般的には、紅白の水引を紐として、
使って着物などに結びます。
祝儀袋に入れて、いただいた場合は、
その水引を、そのまま使うと良いですよ!
実際に、管理人の時には、祝儀袋でいただいたのが半分、
残り半分が、お年玉を入れるポチ袋で、いただきました!
実は、ポチ袋も祝儀袋もつけ方は同じで、
袋の角の部分を、千枚通しで穴を開けて、
水引を伸ばして、結ぶだけです!
ちなみ、水引が足りなかったら、
白や赤の紐で代用しても問題ありません。
(管理人は白色の紐を、使いました^^)
そして、最近では、挨拶回りの時に結んでもらう事が少なく、
前もって、預かっている事がほとんどです。
管理人の場合も、ほとんどの紐銭は前もっていただいていて、
当日は、どこにも寄らずに、直接神社にお参りに行きました。
なので、紐銭を結ぶときは、お宮参り中に落としたらいけないので、
中身を全て抜いた後で、自宅で袋だけをつけて行く人が多いですね!
これで、紐銭のつけ方は分かったと思うのですが、
いただいた場合、お返しは必要なのでしょうか?
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紐銭の金額の相場とお返しは必要?
紐銭には、赤ちゃんがお金に困らないように以外に、
もうひとつ、初めてのお小遣いという意味合いもあります。
なので、お祝いというよりも、お小遣いやおひねり的な要素が強、
基本的には、お返しは必要ありません!
紐銭としていれてくれる金額の相場も、
1,000~3,000円ぐらいの比較的少額です。
しかし、なかには、相場よりも多い金額を、
包んでくれる人がいます。
(祖父母の場合がほとんです。)
そんな時は、赤ちゃんの写真と一緒に、
ちょっとしたお菓子などをお返してとして、
渡したら喜ばれますよ!
最後に
初めての紐銭に、驚いたと思いますが、
多くの人が、あなたの子供の将来をお祝いしてくれる、
素晴らしい文化です!
管理人の子供時も、多くの紐銭に囲まれた赤ちゃんをみて、
幸せで、とても温かい気持ちになったのを覚えています。
是非、これからも機会があれば、
紐銭の文化を守って行きたいですね!
遅くなりましたが、
お子さんの誕生おめでとうございます^^