「子供ができたら可愛い絵本を読んであげたい」


あなたもこんな夢を持っていませんか?

なんとなく、良さそうな気はするのですが、
実際には、どんな効果があるのか分からない・・・


私もはじめはそうでしたが、
絵本の読み聞かせの効果を実感するにつれ、
今では、家の本棚は絵本だらけ^^

そこで今回は、絵本の読み聞かせの実際の効果について、
分かりやすくご紹介します!



効果別に、おすすめの絵本もご紹介しますので、
これから読み聞かせをはじる、あなたのお役に立てれば嬉しいです!

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脳の発達や情操教育に役立つ!


テレビやDVD・スマホなど、現在いろいろなツールがありますが、
絵本が一番脳と心の発達にいいことは、
あらゆる科学の研究でも、立証されています。


絵本を読んでもらっているあいだ、
テレビなどのデジタルコンテンツを見ている時に比べて、
子供の脳は活発に動いているそうです。


確かに、言葉の意味がわからない小さい子でも、
楽しい場面では、ニコニコと笑顔になり、
泣いている登場人物がいると、悲しそうな顔をします。

これは喜怒哀楽を、自分なりに理解しようとしている証拠なのです!


このことから、絵本の読み聞かせをすると、
子供の心を豊かにするといわれているのです。


絵本の読み聞かせを楽しむ親子

他にも、絵本からは、いろいろなことを学べます。


赤ちゃんの絵本は、シンプルな言葉でテンポよく進み、
擬音も響きが、いいものが吟味されています。

懐かしいわらべ歌が載っていて、歌っているうちに、
語彙が増えたり、言葉の面白さを覚えます!


そして、絵本を通じて、冒険気分を味わったり、料理に興味をもったり
いろんなことを、楽しいと思えるようになれば、
子供の触れる世界を広げるきっかけになりますね^^


また、日本昔話などは、物語を通して、
「悪いことをすると悪いことが起こる」
ということを、わかりやすく子供に伝えてます。

年齢が高くなるにつれ、物語を通して
勇気や思いやりなどの社会性やコミュニケーション能力も、
身につくでしょう。


finger-icon05_r1_c1 この章のおすすめ絵本!

  • 『もこもこもこ(谷川俊太郎)』:言葉の面白さを学べます。

  • 『あんたがたどこさ(ましませつこ)』:われべ歌から語彙が増えます。

  • 『きんぎょがにげた(五味太郎)』:指差し遊びを覚えます。

  • 『ぐりとぐら(中川李枝子)』:料理の楽しさを知れます。


子供が絵本から学べる大切なことは、
それこそ無限大です。

いい絵本を選んで、手渡してあげたいですね。


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パパママとの幸せな時間の思い出に!


子供にとって、寝る前などに、絵本を読んでもらうひとときは、
大好きなパパ・ママのぬくもりを感じられる、至福の時間です。


その安心感から、絵本の楽しさを味わい、
子供は、どんどん本好きになっていきます。


まして、パパやママの声は、
お腹にいた時から、聞こえていた声です。

短い時間でもいいので、なるべく毎日絵本を読んで、
ゆっくり声を聞かせてあげましょう。


また、小さい頃の思い出は直接記憶になくても、

「この絵本を読んでもらった」

という思い出は、鮮烈に残りますね^^



小さいうちは、おもちゃで遊ぶのも限られていて、

「子供と何をして遊んだらいいのかわからない」

という人もいます。


そんな時にも、愛情が伝わるコミュニケーションツールとして、
絵本は、とても有効な方法ですね!


絵本でコミュニケーション

「読んでもまだわからない」と思わずに、
親子で読み聞かせを楽しむことで、
かなりのコミュニケーションがとれますよ~!!


finger-icon05_r1_c1 この章のおすすめ絵本!

  • 『いないいないばあ(松谷みよ子)』:スキンシップが取れます。

  • 『からすのパンやさん(加古里子)』:子供とのやり取りを楽しめます!

  • 『きゅっきゅっきゅっ(林明子)』:日常生活にそのまま応用できます。


DVDを見せっぱなしにするよりも、明らかに効果的。

学習しながら親子の絆も育める、
絵本の読み聞かせは、まさに一石二鳥といえるでしょう。


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こんなときはどうする?


絵本の読み聞かせのよさはわかったけど、
相手が小さい子供の場合は、いろいろな悩みも起こります。


まず多いのが、「何度も読まされる」こと(;´д`)


親としては、いろいろな絵本を読んであげたいのに、
お気に入りがあると「もう一回!」「もっと!」なんて
何回もせがんでくる子供がいます。
(うちの子供は、すごかったです(笑))


そんなときは、

  • もう一回読むのが、いいのでしょうか?

  • 別の絵本を読みはじめたほうが、いいのでしょうか?

どちらが、良いと思いますか?



私のおすすめは、前者です!


子供が飽きるまで、何度でも、
繰り返し読んであげてください!
(親は飽きますが(^_^;))


それで子供は満足し、絵本の面白さを味わえます。


結末もわかっているのだしと、
ダラダラした無駄なことのように思えますが、
結末を知っているからこそ、その良さを確認できることもあります。


大人でも、コンサートなどで知っている曲を演奏してもらうと
なんとなく安心するし、うれしくなりますよね。

何度も読みたい絵本


そして、次に多い悩みが、「勝手にページをめくる」こと。


読んでいる途中で次のページに行ったり、
どんどんめくったりして、読み手のペースは台無し・・・
というケースです(笑)


これも小さい子供は、必ずと言っていいほどすることなので、
「うちの子大丈夫?」と心配しなくても平気です!

ページをめくる行為を楽しんでいるので、
無理に止めたりせず、その時々で読んであげましょう。


お気に入りのページなどもあれば、
ゆったり読んであげるといいですね( ´▽`)


最後の悩みは、パパママが「うまく読めない」と気にすること。


だからといって、読むのを諦めてはいけません。

子供にとっては、身近な家族が読んでくれるというだけで、
うれしくて有意義な時間です!


CDで読み聞かせする俳優さんのように、
声色を使う必要はありません。


本の世界という異世界に出かけるのに、
安心できるパパやママが一緒だと、百人力です!!


それで子供も、愛されているという充実感を得られますので、
気負わず、ありのままで、絵本を一緒に楽しんでくださいね!

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まとめ


いかがでしたか?

絵本はいろいろな効果がありますが、
一番は、家族で絵本を楽しむことが大事です。


同じ絵本でも、子供によってあらわれる効果が違うこともあります。


子供の成長と合わせて、
たくさんの発見が見えるのも、また楽しみです。


このまま本好きな子に育ちますように!