マダニの被害が広がってます。
ダニと言えば、ペットの犬や猫に良くついていたのと、
アレルギーの原因になる家の中の布団や畳やカーペットにいてる
小さい生き物を想像します。
家の中にいてるダニは家ダニと言われるもので、
マダニは家ダニとは全く違う生き物です。
マダニに刺されると『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』
という感染症にかかる場合があり、
2013年の9月までに西日本を中心に、
40人が感染して、17人も死亡しています。
死亡する可能性もある恐ろしいマダニに、
刺されるとどんな症状がでるのでしょうか。
スポンサーリンク
マダニに刺された症状は?
マダニに刺されたからといって、
全員が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染するわけではありません。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のウィルスを持っている
マダニに刺された場合に感染します。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状は
高熱、食欲低下、嘔吐、下痢、頭痛、筋肉痛に加えて、
けいれんや意識障害、血尿や血便が出ることもあります。
また、血小板や白血球の減少などがあります。
致死率は12%と言われてますが、
ワクチンや特効薬が無いので、
それぞれの症状に対しての対処療法の治療になります。
マダニに刺された時の対処法
マダニは森や草むらなどに生息しています。
登山やアウトドアを楽しんでいる時に、
森や草むらなどで遊んでいる内に刺されたりします。
マダニは最初は非常に小さいので、
一見するとカサブタが付いてるぐらいにしか思わなくて、
痛みも痒みもないのでマダニに噛まれいる自体を、
気付かない人が多いのが特徴です。
マダニは、数日かけて血を吸っていきます。
数日間血を吸い続けたマダニは、
体がパンパンに大きくなり、
目で確認できて初めてマダニだと気付く人もいます。
パンパンになっているマダニは見た目にも気持ち悪いので、
すぐに引き剥がそうとしてしまいますが、
絶対に手で引っこ抜かないでください。
無理に引き抜くと、皮膚の奥まで刺さっているマダニの頭部や牙が、
体内に残ってしまうこともあり感染症の原因になります。
また、吸血中のマダニを強く掴むと、
マダニの体液が逆流することがあり、
感染症にかかる可能性が増えます。
マダニに刺されている事を確認したら、
直ちに皮膚科の病院に行って取ってもらいましょう。
すぐに病院に行けないときの他の対処方法はこちらに詳しく紹介しています!
→ マダニに刺されたら!取り方は?予防は?
登山やキャンプに行く時は、
マダニ予防をお忘れなく。