マダニに刺されても、直接の症状はたいした事はなくて、
少しチクッと痛痒い程度で、気付かない人も多いです

山や森林だけではなく、公演などの草むらにも生息している可能性があり、
近所の原っぱなどで夢中になって遊んでいる子どもが、

刺されてもほとんど気付かないと思います。



マダニが怖いのは、直接の症状ではなくて、
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染しているマダニに刺されると、
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に人間も感染して、
最悪、死亡するケースがある事です。


マダニは皮膚に刺さったまま一週間くらい吸血を続けて、
吸血が終われば離れていきますが、
感染症になったり、産卵される可能性が高くなるので、
離れるのを待つのは危険です。


何より血を吸ってパンパンに大きくなって行くマダニを、
見続けるのは気持ちの良いものではないですね・・・。

特に子どもに刺さっている場合は、
1秒でも早く取ってあげたいと思うはずです。

マダニの正しい取り方をまとめましたので、
参考にしてください。

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マダニの取り方・刺された時の対処法


パンパンになったマダニをみると、
ほとんどの人が無理やり手で引っ張ろうとします。

無理に手で引き剥がすのは危険なので絶対にしないでください。


手で引っ張り取ろうとすると、
たいてい皮膚に刺さっている口がちぎれて、
皮膚の中に残ります


この残った口が原因で感染症になることもありますし、
その部分が炎症して、最悪周りの皮ごと切除することになります。

マダニの取り方を調べたら色々ありましたので、まとめました。
  • アルコール綿で包む
  • ワセリンを塗って窒息させる
  • たばこの火を近づける
  • 熱湯をかける
  • 酢をかける



確かにネットを調べれば色々な取り方が出てきますが、
あくまでも生活の知恵的なものですし、
マダニが死ぬことはあっても、
皮膚の中に口などが残り感染症の恐れは消えません


マダニに刺されているのを発見したら、
すぐに皮膚科のある病院で診察してください。

特に子どもの場合は絶対に病院に行く事!
これが一番の対処法です。


マダニに刺されない予防法


マダニに刺されるのを防ぐには、

  • 生息地の草むらに入らない
  • 草むらや森林に入るときは、長袖・長ズボンを着用する。
  • マダニが目立つように薄い色の服を着用する
  • 防虫スプレーを使う


マダニが生息してそうな森林や草むらに行ったときは、
入念に刺されていないかを調べることで、
万が一刺されていても早期発見出来ます

早期発見することで感染症になる確率が大幅に下がります。


また、防虫スプレーは『ディート(DEET)』を成分に含むものを選んでください。
有名な防虫スプレーならほとんど入っていると思います。



防虫スプレーをして予防しても、
刺されたらすぐに病院ですよ!

間違っても手で引き抜くのはやめましょう!