今まで手がかからないと思っていた我が子が、2歳になって突然わがまま星人になってしまった…!
あなたにもそんな経験はありますよね?

  • お出かけすれば、日が暮れても帰ろうとしない…

  • 欲しいおもちゃがあれば、ところ構わず泣き叫ぶ…

  • 気に入らないと床に寝転んで大暴れ!

このようなお子さんの行動は、もしかしたら「イヤイヤ期」突入のサインかもしれません!


「イヤイヤ期」は、2歳前後の子どものほとんどが経験する、わがまま爆発の時期。
ママはちょっぴり大変ですが、実は子どもにとってはとても大切な成長過程です。

この時期の大人の関わり方によっては、子どもの成長や人格形成に大きな影響を与えてしまうことも(;゚Д゚)!

そんな大切な「イヤイヤ期」のこと、きちんと知っておきたいですよね。


そこで今回は、イヤイヤ期の特徴や対処法などを分かりやすくまとめてみました

さらに、大変なイヤイヤ期を乗り切るコツもご紹介していますよ♪

お子さんのわがままに悩まされているあなた、必見です!

まずは、イヤイヤ期とは一体なんなのか、さっそく詳しく見ていきましょう!

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イヤイヤ期とは?


そもそもイヤイヤ期とは何なのでしょうか?

言葉は知っているけど、詳しくは分からない…そんな人も多いと思います。

実は、イヤイヤ期とは、第一次反抗期のこと

えっ?こんなに小さい子どもに反抗期なんてあるの!?
なんて、ちょっとびっくりしたでしょうか^^


反抗期と言えば、中学生〜高校生の、思春期特有のものというイメージがありますよね。

しかし実は、生まれて初めての反抗期は1歳半〜2歳半頃に訪れ、3歳〜4歳頃まで続きます

第一次反抗期を迎えた子どもは、何かにつけ「イヤ!」と反抗することから、『イヤイヤ期』と呼ばれるようになりました。

イヤイヤ期は、今まで受け身だった子どもに自我・自立心が芽生えた、まさに成長の証!

「あれをやりたい」「これはやりたくない」「自分1人でやってみたい」など、はっきりとした意思を持つようになるため、ママやパパの言うことを拒否したり、思い通りにならないと癇癪(かんしゃく)を起こしたりするようになるのです。

また、「もっと構ってほしい」という欲求から、大人の関心を引くためにわざとわがままを言ったりすることもあります。


では、イヤイヤ期の子どもの分かりやすい特徴をいくつか挙げてみましょう。
  • 大人の指示や躾に対して「イヤ」「ヤダ」と反抗する

  • 気に入らないことがあると癇癪を起こす

  • 怒って物に当たる

  • 納得がいくまで延々と泣き続ける

    
こんな行動が、まさに典型的なイヤイヤ期の行動です。

反抗、癇癪、大泣き…。

いくら成長の証とは言え、こんな風にぐずられるとイライラしてしまいますよね。

ついカッとなって怒鳴りたくなるのですが…実は、イヤイヤ期の子どもに対して感情的に怒るのはNGなんです!!


では、イヤイヤ期の子どもにはどう向き合うのが良いのでしょうか?

続いては、気になるイヤイヤ期の子どもへの対処法をチェックしていきたいと思います!


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イヤイヤへの対処法


とにかく言うことを聞かないイヤイヤ期。

しかも、何故か忙しい時や静かにしていてほしい場面に限って、イヤイヤが始まるんですよね( ̄▽ ̄;)

「あーもういい加減にして!」
「ダメなものはダメ!」
「どうして分かってくれないの!?」

こんな風に怒りたくなるのですが、これはイヤイヤ期への対応としては失敗です。


大人が感情的に怒鳴ったり、頭ごなしに叱ると、子どもは自分自身を否定されたと感じてしまいます。

否定されたと感じたまま成長していくと、自分に自信の無い人、自己主張のできない人になってしまう可能性があります。

加えて、
  • 脅すような言い方 例:言うことを聞かないと○○するよ

  • 物で釣る言い方 例:言うことを聞いたら○○してあげる

こんな言い方で対応するのも良くありません。


脅すような言い方は、子どもの気持ちを押さえつけてしまいますし、物で釣ると「泣けば何か貰える」と学習してしまうからです。

対処法を間違えると、その場は収めることができても、要は後が大変なんです。

後々苦労しないために、お子さんのイヤイヤが始まったら次のような方法で対処しましょう!


イヤイヤ期の赤ちゃん

やりたいことはやらせる


子どもがやりたいことは、できる限りやらせてあげましょう!

危険なことや人に迷惑をかけることはきちんと制止しなければいけませんが、そうでないことは好きなようにやらせてみることが大切です。

やりたいことをやらせてあげることで、子どもは自分の気持ちを「受け止めてもらえた」と感じ、自己肯定感を持つことができます

これをやらせたら散らかるから…とか、面倒だから…等、大人の都合で否定することが1番良くありません。

面倒なことも、今だけと思ってとことん付き合ってあげてくださいね(*^-^*)


子ども自身に選ばせる


イヤイヤ期の子どもは、とにかく周りに指示されたり決められたりするのが大嫌い!

ですから、どんなことでも選択肢を提示し、子どもに選ばせてあげると良いでしょう。

例えば、朝のお着替えだったら、赤の服がいい?それとも黄色?というように、好きな方を選ばせます。

こうすることで、「自分で決めたんだ」という達成感や自信を感じることができ、納得して次の行動に進む事ができますよ


子どもの気持ちに寄り添う


子どもの欲求はどんなことも否定から入らず、まずは気持ちに寄り添ってあげましょう。

イヤイヤが始まったら、
「そうだね、○○したかったんだね。」
「分かるよ、○○がいいんだよね。」
という具合に、子どもの気持ちを代弁しながら認めてあげて下さい。

こうすることで、あなたにちゃんと自分の気持ちが伝わっていると実感し、安心することができます。

気持ちに寄り添ったうえで、「でもね、☓☓だからそれはできないよ。」と、理由まで付け加えて話すと伝わりやすいでしょう。


興味を逸らす


気持ちに寄り添い、なだめるように話してもイヤイヤが収まらない時は興味を他に逸しましょう。

一度スイッチが入ってしまうと、自分が何で泣いているのか分からなくなるまで泣き続けるお子さんもいます。

そんな時は、説得するよりも興味を逸らして気分転換をさせる方が有効!

ただし、先ほどもお話したように、おもちゃを買う等、物で機嫌をとると癖になりがちなので要注意

おもちゃやお菓子などの物ではなく、何か違う遊びを提案して興味を逸らすのが良いでしょう。


予定を伝える


イヤイヤの予防策として、あらかじめ予定を伝えるのが効果的です。

これから何をするのか、どこに行くのかをきちんと伝えておくことで納得して行動することができます。

遊んだあと帰りたくないと泣くお子さんには、「鐘が鳴ったら帰るよ」や、時計を見せて「この針がここになったら帰るよ」など、ひとつのルールを最初に提示しておくとスムーズに帰りやすくなるでしょう。


お子さんのイヤイヤには、こんな方法で対処するのがベストです。

まずは自分が感情的にならないよう深呼吸してから、優しい声で話しかけるよう心がけてくださいね。


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イヤイヤ期の乗り越え方!


イヤイヤへの対処法を見て分かる通り、イヤイヤ期はまさにあなたの忍耐が試される時期。
イライラが爆発しそうになるのを、グッと堪えなければなりません…。

でもそれって、やっぱりストレスが溜まりますよね^^;


毎日毎日繰り返されるわがままに、ストレスも限界。どうしたらいいのー!

そんなあなたのために、ストレスに打ち勝ってイヤイヤ期を乗り越える、とっておきのコツを4つ紹介したいと思います!

それでは、ひとつずつチェックしていきましょう。


イヤイヤ期の乗り越え方

コツ①「イヤイヤ期だから」と言い聞かせる


お子さんがわがままばかり言って言うことを聞いてくれない時は、「イヤイヤ期だから仕方ないよね」と自分に言い聞かせましょう!

声に出して言うとなお効果的。

誰のせいでもない、全てはイヤイヤ期のせいなんだから仕方ない!と割り切ってしまうことが大切です。

また、お子さんがぐずって家事がはかどらない時は、イヤイヤ期だから仕方ない、ということで家事も少しは手を抜いちゃいましょう(´∀`)

このように、イヤイヤ期の間は全てをイヤイヤ期のせいにして、うまく手抜きをすると負担が軽くなりますよ♪


コツ② ママ友に話す


イヤイヤ期は、ほとんどの子どもが経験します。
ですから、同じくらいの歳の子どもがいるママや、先輩ママも、みんな同じようにイヤイヤ期で悩んだことがあるはず。

思い切って、イヤイヤ期の悩みを相談してみましょう。

「あるある!」と共感してもらえること間違いなしです!

みんなと悩みを共有することで、イヤイヤ期がひとつのネタとなり、段々おもしろく感じられるようになりますよ。

また、人と話すこと自体がストレス発散になるので、些細なことでもどんどん周りに話すようにしましょう。


コツ③ 時間に余裕を持つ


イヤイヤ期において最もイライラするのが、時間がないときのイヤイヤですよね。

何か予定があったり、やることがあったりして時間に追われていると、心に余裕が無くなり、子どものわがままに強いストレスを感じてしまいます。

そんなストレスを軽くするには、子どもが言うことを聞かないだろうと最初から想定して、時間に余裕を持って行動するのがポイント

子どもが多少ぐずっても間に合う時間に行動すれば、時間に追われてイライラすることも減り、ストレスを溜めにくくなるでしょう。

      

コツ④ イヤイヤ期を逆手に取る


何を言っても「イヤ」という返事が返ってくると分かりきっていますから、それを逆手に取って、最初からしてほしいことと反対のことを言うのもひとつの手です。

例えば、歯磨きをさせたいときには、「今日は歯磨きしないでね。」と言ってみてください。

そうすると、イヤ!と言って自分から歯を磨き始めたりします。

同じように、「今日は寝ないでね」「ご飯食べないでね」など、イヤイヤ期を逆手に取ってうまくコントロールしちゃいましょう!

これが成功すると、イヤイヤ期のストレスがかなり軽減されます。


これが、イヤイヤ期を乗り切るためのコツです。

単純なことですが、これが意外と効果大!

お子さんのイヤイヤにストレスが爆発しそうになったら、ぜひこのコツを実践してみてくださいね♪


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まとめ


いかがでしたか?あなたのお悩みを解決することはできたでしょうか。

イヤイヤ期に入ると、今まで以上に手がかかり、子育てが辛いと感じることもあるかもしれません。

しかし、このイヤイヤ期を乗り越えると、子どもはグンと成長し、びっくりするほど頼もしくなります。

大変なのは今だけ…そう思って、程よく息抜き・手抜きをしながら上手にイヤイヤ期を乗り越えていきましょう!