そろそろ子供の入園を考えているパパさん、ママさん~!
幼稚園と保育園、どちらにしようか悩んでいませんか?
家や職場からの距離、ライフスタイルとの調整、園の教育方針など、
入園場所を選ぶ基準はいろいろありますね。
しかし幼稚園と保育園の正確な違いは、
意外と説明が難しいものです。
私も、娘が入園時期になって、調べて分かった事も、
たくさんあります^^
そこで今回は、幼稚園と保育園の違いについて、
分かりやすくまとめましたので、比べてみましょう!
入園してから、
『しまった!こんなはずではなかったのに・・・』
ってならない様に、一緒に見ていきましょう!
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えっ!?管轄や法律などが違うの?
『さて、幼稚園と保育園の違いはなんでしょう?』と、
聞かれると、まず、思いつくのが、
- 預かってくれる時間の違い
- 入園対象年齢の違い
ですよね!
でも、それだけではありません。
そもそも、監督している官庁や、
基本的な制度、設立の目的などが
大きく異なっていて、根本的に違います!
幼稚園は『文部科学省』の管轄下にあり、
根拠となる法令は、『学校教育法』です。
幼稚園教育要領という指針も定められていて、
学校と同じ位置づけをされています。
先生も、教員免許の一種である
『幼稚園教諭免許』が必要です。
音楽や図工、体育など、
学校と同様に教科に関する知識も求められます。
(ただし幼稚園教諭の募集のときに、
保育士資格を求める幼稚園もあります。)
また『幼児の心身の発達助長』を設立の目的とし、
早期教育や、お受験対策などを打ち出しているものも多くあります。
もちろん、自由に遊んだりと、一般的な保育も行われます。
![幼稚園の遊具](https://xn--q9jb1h685ppiekxhrmv.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
対して、保育園の管轄は『厚生労働省』になります。
根拠法令は『児童福祉法』で、
保育所保育指針に則った福祉施設扱いになっています。
先生は『保育士資格証明』が必要ですが、
こちらは教科だけでなく、児童心理学や生理学など、
子供に密着した学習内容が多く見られます。
(先生の知識は大差ないと思われます。)
また『日々保護者の委託を受けて、
保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること』、
つまり、家庭の事情で保育できない子供の保育を目的としています。
ですから、自由遊びや、
手洗いうがい・トイレトレーニングなどの生活習慣を教える時間も長いです。
このように管轄や制度が違えば、
先生の配置基準も異なってきますし、
補助金の基準や出処なども、変わってくることになります。
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利用方法も違うの?
もちろん政治的な指針だけでなく、
先述のように、預かってくれる時間や入園対象年齢なども異なります。
幼稚園指導要領では、
幼稚園の一日の保育時間は4時間が標準、
保育園は8時間が原則とされています。
ただし、これは、同じ市町村であっても、
園によって基準は、多少違ってきます。
しかし、やはり全国的に見ても、保育園のほうが、
子供を預けられる年齢が幅広く、保育時間も長いのは同じです。
ただ、最近では、夫婦共稼ぎ、女性の社会進出に伴い、
夕方まで預かり保育をしてくれる幼稚園も
だいぶ増えているようです。
ちなみに、ママ友の娘が通っていた幼稚園にも、
預かり保育として、別途費用はかかりましたが、
夕方まで預かってくれるシステムがありましたよ。
しかし、幼稚園に比べて保育園の方が、
早朝や夜の延長保育も対応していて、
援助が充実しています。
そのため、仕事の都合で子供を預ける親が利用するのは、
やはり、保育園の方が圧倒的に多いですね。
保育時間が違うと、
おやつや給食、昼寝などの対応も異なります。
保育園は全面給食ですが、
幼稚園では給食だったりお弁当だったり、
まちまちになります。
お弁当も、週に1,2回だけなら、大して負担にならないと思いますが、
働いていると、その1,2回が、意外に大変な時があります(;´д`)
そう言う意味では、給食かお弁当かも、
選ぶときの大切な基準になりますね。
![キャラ弁の作り方](https://xn--q9jb1h685ppiekxhrmv.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
そして、幼稚園は「学校」と同じ扱いので、
夏期や冬期の長期休暇や、土日休みが適用されています。
保育園にも、長期休暇や土日休みはありますが、
土曜日や長期休暇中も、保育してくれる園もあります。
もう一つの大きな違いは、入園対象年齢ですが、
幼稚園の場合は満3歳から、小学校就学までの幼児が一般的です。
(2歳児から預かってくれる幼稚園も増えています。)
一方、保育園の場合、
1歳未満の乳児から、小学校就学までの幼児を対象にしています。
ただし、1歳未満といっても、
2ヶ月後(産休明け)、6ヶ月後、さらには1歳すぎなど、
園によって受入基準は、大きく異なります。
こうした利用方法や受入基準は、
各園のパンフレットや、市役所での案内を見たり、
入園説明会などに行ったりして、
事前にきちんと確認しましょう。
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その他にも違いがいろいろ!
ほかにも幼稚園と保育園では、
いろいろな違いがあります!
まずは、入園方法の違いです。
幼稚園は、直接、幼稚園に入園希望を申込みます。
希望者が多い場合は、
面接や試験があったりもしますが、
先着順で、入園を許可する幼稚園もあります。
ちなみに、私の地域の人気幼稚園では、
先着順で、許可を出しているところが多かったです。
対して保育園は、
「家庭の事情で保育できない子を保育する」のが目的なので、
誰でも、受け入れることはできません。
基本的には市立・私立関係なく、
所属の自治体(役所)に申込みます。
希望者が多い場合は、自治体で面談などを行って、
基準を完全に満たしている家庭のみ入園が許可されます。
両親共に保育が難しいことは、当然ですが、
いずれも、地域によって格差があり、待機児童が多いところでは
特に、競争が厳しくなっています。
地域によっては、
『祖父母が面倒を見れないのか?』まで、
聞かれるとことがあるそうです・・・。
![困る顔の夫婦](https://xn--q9jb1h685ppiekxhrmv.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
あとは、保育料も違いがあり、
幼稚園は園が決めて、園に納付します。
しかし、保育園は、各家庭の課税状況に合わせて、
自治体が決定・納付を管理しています。
家庭の収入によって、保育料がかなり変わってきますよ。
このほか、遊具や館内設備などにも、
いくつか違いが見られます。
しかし、近年では、子育て支援事業や少子化の影響で、
幼稚園も保育園も違いが、小さくなりつつあります。
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まとめ
いかがでしたか。
入園を控えたお子さんのために、参考になれば幸いです。
ちなみに、最近では保育園とも幼稚園とも違うこども園があります。
詳しくはこちらで紹介してますので参考にしてください。
→ 認定こども園の選び方!メリットやかかる費用などを分かりやすく紹介!
私自身、保育園に子供を入園させるために、
申込書提出後に、自治体から呼び出されて、
家族構成や就職状況などを面談で細かく聞かれました。
今では無事に入園し、
子供も、元気に通園しています。
おかげで、私も家族もフルタイムで、
しっかり働くことができています。
家庭状況に合わせた選択で、
あなたとお子さんが、充実した園生活を送れますように。。。