ほとんどの子供が一度はかかり、そして、
生まれて初めての発熱の原因と言われるのが、「突発性発疹」
誰もが通る道と分かっていても、いざ我が子がかかると本当に大変!
特に予定が入っていたり、仕事をしているとなおさらです…。
と言っても、予定をずらして病気になるタイミングを決めたりはできないし、
また、予兆があることはあっても、大体は突然のこと。
なので、ほとんどの場合は、お仕事をしているママさんは、
仕事の段取りもできないまま、会社を休むになってしまいます。
もちろん、普段お仕事に一生懸命のあなたも、
可愛い我が子が病気にかかれば、そばにいたいはず…。
しかし、職場の人にも迷惑がかけられないし…
できれば少しでも、早く保育園に行けるようになって欲しいと願うのは当然のことです。
そこで今回は、突発性発疹にかかった時の保育園の登園はいつから許可されるのか?
そして、登園させるにあたって気を付けたいことについてご紹介します!
まずは、突発性発疹について見ていきましょう。
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突発性発疹ってどんな病気なの?
ヒトヘルペスウィルスというウィルス感染によって発症し、
生後半年から1歳になるまでの間に、なんと9割の子供がかかると言われています。
38度~40度の高熱が3,4日続いた後に、全身に発疹が広がっていくの特徴。
しかし、高熱の割には機嫌が良かったり、食欲も普段と変わらないことが多く、
発疹が出るまでは、ただの風邪と思って、突発性発疹に気付かない人も少ないありません。
また、発疹が出ても痒みもないと言われてますが、
ほとんどが2歳までになるので、症状が伝えられないだけで、
自分の子供がなったときは、痒いんだろうなぁーって思ってました。
と、この発疹も4日くらいすると引いていくので、
特に治療の必要はなく、自然に治っていく病気です。
赤ちゃんが初めて出す高熱なので、親としては慌てると思いますが、
命にかかわるような恐ろし病気ではないので、落ち着いて対応してくださいね。
ただ、この病気で気を付けないといけないのが、
ウイルス性の病気の為、感染するということ。
次に詳しくご説明しますね。
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突発性発疹って感染するの?
突発性発疹は、ウィルス感染によって発症する病気。
そして、ウィルス感染によるものなので、人から人へと感染します(;´Д`)
ただ、保育園などで、空気感染するよりも、
親や兄弟など、家族間での感染の方が可能性は高くなります。
と言うのも、突発性発疹には、ほとんどの子供がなり、
そのウイルスは大人になっても、留まっています。
つまり、私やあなたの身体に潜伏しているウイルスが原因で、
突発性発疹に感染するのです!
極端なことを言えば、2歳以上のほとんどの人が、
ヘルペスウィルスを持っていることになりますので、
予防するよりも、感染して免疫を付けるという方が正解。
ちなみに、家族間感染が多いと言っても、感染する病気である以上、
保育園に登園するのはNG!
と言っても、熱が4日、発疹が4日と1週間から10日間も、
仕事を休むなんてムリ(-_-;)
実際は、どれくらい休まないといけないのでしょうか?
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突発性発疹になると保育園の登園許可はいつから?
お仕事をしているあなたにとって、子供の回復も大事ですが、
同じくらい気になるのが、いつから登園許可でるかですね?
突発性発疹の場合は、熱が下がって発疹が出るまでは、
ハッキリ突発とは診断されない場合が多いです。
なので、熱が出ている間は登園せず、お家でゆっくりと休むのがいいですね。
そして、突発性発疹であっても風邪であっても、
解熱後1日はお休みするというのが、集団生活の暗黙のルール!
早く仕事に戻りたいからと熱が下がってすぐ登園させると、
普段より免疫力が落ちているため、別の病気をもらっちゃった!
そうならない為にも、熱が下がって一日様子を見てからの登園が理想ですね。
ちなみに、小児科学会から出ている突発性発疹の登園基準には、
「症状が回復したら登園可能である」とされています。
ということは、熱が下がり発疹が出るころには、感染力はほとんどない
突発性発疹の場合は、熱が下がって1日後が登園可能日になりますね^^
ただし、ヘルペスウィルスには6型と7型との2種類あり、
まれに「2回突発にかかっちゃって…」なんて子供もいます。
残念ながらその場合は、自宅待機の期間がもっと長くなりますよ。
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突発性発疹になったら登園許可は必要?
実は、伝染病の対応については「学校保健法」という法律に定められています。
2012年の4月に一部改訂されていますので、
あなたの子供の時と少し違うなぁと感じることもあるかもしれません。
改訂後の学校保健法を見てみると、
突発性発疹は登園許可の証明が必要な病気には指定されていませんので、
多くの園では、登園許可証明書は必要がないですね!
ただし、園の方針により必要な場合もありますので、
お子さんの保育園に一度確認してみてくださいね。
まとめ
小さい子供がいれば、これから病気にかかることも度々あるでしょうが、
何でも一人で判断せず周りの人に相談するのが一番です。
保育園など集団生活の場では、我が子だけでなく他の子供への配慮も必要なので、
迷ったら担任の先生へ相談してみましょう。
普段から気軽に相談できる関係を作っていけるといいですね。
そして、それは病院も同じ。
かかりつけ医がいると相談もしやすいし、医師も親身になってくれるものですよ。
どうしても抜けられない仕事がある時には、
両親やママ友など周りの人が助けてくれることもあるでしょう。
仕事を持っていると時間的になかなか難しいですが、
そんな人との関係も普段から大切にしたいですね。