『もしかして、さっきの一言で傷付けたかも…。』

家族や友達にうつ病の人がいる人は、
常にこの事が頭にあります。

この言葉は良いのか?悪いのか?

声をかけるたびに、言葉選びに全神経を集中して
ビクビクしなら言葉を決めていますよね?

あなたの大切な人なので、少しでも元気になって欲しいですが、
このままでは、あなたも疲れてしまいます。

そこで、うつ病の人との接し方や禁句をまとめました。

あなたの為にも見ていきましょう。

うつ病の人への禁句とは?


うつ病の人に『頑張って!』は禁句だと良く聞きますよね。

他にも禁句として良く聞く言葉は、

●『元気そうだね。』

●『笑顔になって!』

●『元気を出して!』

●『調子良さそうだね。』


などの励まし系の言葉や、


●『誰でもそれくらいの事ある。』

●『気の持ちようだよ。』

●『プラス思考で考えろ!』


などの叱咤激励系の言葉や、


●『気を遣うのに疲れた。』

●『せっかく作ったのに食べて。』

●『何が原因なの?』


などの感情的になった時の言葉などがあります。


では、なぜこれらの言葉が禁句になるのでしょう。

実は重要なのは、禁句と言われる言葉ではありません。

禁句と言われる言葉に込められたあなたの気持ち
問題なのです。

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うつ病の人は、言葉だけに過敏になっている訳ではなく、
人の気持ちに過敏になっているのです。


実際にうつ病が治った人に話を聞くと、

『人が自分の事をどう思っているのか?』

『嫌な気持ちにしてないか?』


と、常に人の顔色が気になってます。


なので、言葉よりも相手の表情や考えている事に
意識がいき、ついつい悪い方に捉えて、
落ち込んだり自分を責めます


では、禁句にはどんな気持ちが隠されているのでしょう。


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禁句の意味とは?


禁句にはどんな気持ちがあって、相手がどんな気持ち
なるのかを見ていきましょう。


励まし・応援


『頑張って』『元気をだせ』の言葉には、

●何とか元気になって欲しい。

●少しでも早く治って欲しい。

と言う気持ちが入ってますが、これがうつ病の人には、
辛く感じます。


『元気になりたいけど、元気になれない。』

『頑張りたいけど、頑張れない』
のがうつ病です。


うつ病の人に頑張っては、フルマラソンを完走した後の人に、
もう一度走ってと言っているのと同じです。


『頑張って』と言われても、これ以上何を頑張るの?

と、泣かれた時には、良く聞いて分かっているつもりだったけど、
軽く考えていた事に反省しました。


また、『元気そうだね』や『良くなってね』などは、
言われると元気に振舞わないといけないと思い、
どうしたら良いのか分からなくなるようです。


元気そうと決めないで、『調子はどう?』と現状を聞かれた方が、
負担になりません。


叱咤激励


『前向きに考えろ!』や『いつまでウジウジするな』などは、
厳しい言葉で相手を強くしたいと思っているのでしょうが、
逆効果です。


うつ病の人は、自分を攻める傾向になります。


こんなことを言われると、マイナス思考に勢いがついて、
更に深く落ち込みます。


この人は自分の事を何も分かってくれないと思われて、
信頼関係が崩れる危険もあります。

自分の気持ちをコントロール出来ないのが、
うつ病と言う病気です。


言葉にするなら、『ゆっくりで良いよ。』
プレッシャーを与えないのが大切です。


感情的な言葉


この禁句を遣う人の気持ちは良く分かります。

しかし、うつ病の人はやりたくてやってませんし、
なりたくてうつ病になる人はいません。


そんな事を分かった上で、相手の事を考えて、
何とかしたいけど、何も出来ないイライラが

この言葉になるのでしょう。


気持ちは分かりますが、言いたくて言って訳では無くても、
うつ病の人には判断できません

『一緒に治そう』と言ってもらえれば嬉しいですね。


では、うつ病の人にはどんな接し方でどんな言葉
かければ良いのでしょうか?


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うつ病の接し方


あなたは、うつ病の人に接するときに、
どんな気持ちで接してますか?


『何とか改善させてあげたい。』

『私の言葉で元気にしてあげたい。』

『少しでも楽にしてあげたい。』



優しいあなたの事ですから、

『自分が何とかしないといけない!』


と思ってませんか?


先程の禁句をよく見ると分かりますが、
何かしてあげたいと思う気持ちが、
うつ病の人には負担になります。

では、どうゆう接し方が良いかと言うと、

こちらから何かをさせようとしない事です。


自分の気持ちを伝えるよりも、相手が助けを求めて来た時だけ、
助けてあげてください。

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その時も自分の気持ちを話さないで、相手が何を求めているのかを、
聴いてあげましょう。


実際にうつ病を克服した人に聞くと一番辛かったのは、
『みんなが気を使って構ってくれること。』


助かった事は、
『何も言わずに、そっと一人にしてくれていたこと。』
らしいです。


つまり、うつ病の人との接し方は、必要以上に構わない事です。


極端な言い方をすると、うつ病の時は話しかけられるより、
ほっといてくれる方が嬉しい時もあるのです。


特に危険がなそうなら相手から話しかけてくるまで、
そっとひとりにしてあげるのも良いです。


そして、話をしてきたら、うなずいて共感しながら
ゆっくりと聴いてあげてください。


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私の経験上、うつ病になる人は自分の弱音や悩みを言えなくて、
我慢に我慢を重ねた結果
、発症した人が多いです。


そんな人と接する時に、とにかく同意して認めてあげながら、
話を聴いてあげる
と泣き崩れます。

そして、少しだけ穏やかな顔になるので、
溜まっていた何かが発散されるのだと、
思っています。

言ってはいけない禁句の言葉で悩むより、
どうやって聴くかを考えてください。

そして、相手が一生懸命に話をしてくれたら、
何か言葉を返したくなりますね?


もし、言葉が見つからなかったら、手を握ったり、
背中をさすってあげてください。



常に不安な気持ちの中に居るのがうつ病ですので、
言葉よりも安心感が欲しいのです。


不安から不眠症になっていた人に、何も言わずに、
ただ手を握って一緒にいた事があります。


1時間位、手を握っていると安心したのか、
少しだけ眠ってました


あれこれと優しい言葉や励ますよりも、黙って手を握る方が、
安心して落ち着くようです。

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大切な事は、自分が何をしてあげたいかではなく、
相手がどうして欲しいのか
です。

相手のペースに合わせて、相手の話や気持ちを、しっかりと
聴きましょう。


最後に


最近増え続けているうつ病ですが、身近な人がなると、
正直なところ接し方に困ります


私の周りにも、うつ病になった人が何人かいます。


初めはどう接したら良いのか分かりませんでした。


どうしたら良いのかあれやこれ考えては、
相手に試してました。


ある時、うつ病は本人の問題と少し距離をおいて、
接するようにしたことがあります。

あれやこれやと考えていた時より、私も本人も、
少し楽になったような気がします。


私の周りには現在もうつ病で苦しんでいる人もいますが、
治った人もいます。

うつ病とは治る病気です。

早く治したいと言う焦りが相手に通じて、
余計に悪化させることがあります。

焦らずに気長に付き合っていきましょう。