桜の季節が終わると、鯉のぼりが、
大空を泳ぎ始めますね!
子どもの時は、良くある風景でしたが、
最近は、少なくなってきて、
なんだか、寂しい気がします。
せっかくの、素晴らしい日本の文化なので、
子どもにも、伝えて行きたいですね!
そこで、我が子に伝えるべく、
鯉のぼりの由来や、吹き流しの意味について、
調べてみました。
では、さっそく鯉のぼりの由来から、
一緒に、見ていきましょう!
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鯉のぼりの由来とは?
鯉のぼりの歴史は、江戸時代から始まります。
当時の日本は、武家の間では、
男の子が生まれると、玄関に、
馬印や幟(のぼり)を飾りました。
これには、神様に対して、
『災いを祓って、この子を守ってください!』
というお願いと、
『男の子が、生まれました。ありがとう!』
という感謝の気持ちを、伝える風習でした。
当初は、武家社会だけで、
行われていた風習でしたが、
やがて、一般にも広がり始めます。
特に、資金力を持っていたが、
身分が低かった町人たちの間では、
進化しながら、普及していきました。
武家と差別化をしたかった町人たちは、
あれこれやと、必死に考えたんだと、
思うと、少し面白いですね^^
そして、たどり着いたのが、
中国の故事の、竜になった鯉の話です。
どんな話しかと言うと、
昔の中国では、黄河には、
非常に、流れが急な竜門と言われる、
滝がありました。
その滝を昇り切った魚だけが、
竜になれると言われてました。
しかし、どの魚も登り切ることが、出来なかったが、
唯一、鯉だけが登り切り、竜になったという、
故事の伝説です。
非常に、流れが急な竜門と言われる、
滝がありました。
その滝を昇り切った魚だけが、
竜になれると言われてました。
しかし、どの魚も登り切ることが、出来なかったが、
唯一、鯉だけが登り切り、竜になったという、
故事の伝説です。
この話を、知った町人は、幟の代わりに、
吹き流しに、鯉の絵を描いて、
飾るようになりました。
もちろん、そこには、
『鯉のように、強く立派に成長してほしい。』
という願いを込められています。
これが、鯉のぼりの由来です。
いつの時代も、親が子どもを思う気持ちが、
変わらないことが分かって、鯉のぼりが、
好きになりました。
鯉のぼりの由来は、素晴らしいですが、
それだけでは、ありません!
実は、鯉のぼり以外にも、
それぞれのパーツにも、
深い意味があります。
では、その意味を一緒に、
見ていきましょう!
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吹き流しの意味とは?
吹き流しと聞いて、ピンときましたか?
管理人は最初、なんのことか、
分かりませんでした^^
吹き流しが分からない人は、
まずは、この動画をチェックしてください。
それにしても、立派な鯉のぼりですね!
こんな立派な鯉のぼりを、自分の為に、
上げてもらえる子供は、嬉しそうですね。
動画を見れば分かりますが、鯉のぼりの上に付いている、
ヒラヒラが、吹き流しです!
鯉のぼりの意味を語るうえで、
このヒラヒラを、無視できません(笑)
このヒラヒラは、吹き流しと呼ばれるもので、
鯉のぼりの風習よりも、歴史があります。
実は、吹き流しは、戦国時代から、
魔除けとして、使われていました。
戦が終わった後に、
『やっと災いが終わったから、
もう災厄が、来ないように!』
と、魔除けとして幟に付けていたようです。
この吹き流しですが、
5色できていて、古代中国の五行説から、
由来されています。
五行説とは、全てのものは、
木・火・土・金・水の元素から、
創られています。
その5つの元素が、影響を与えうことで、
全ての物が、変化と循環するという、
考え方になります。
吹き流しの5色にも、
- 赤⇒火
- 青⇒木
- 黄⇒地
- 白⇒金
- 黒⇒水
と、意味があり、表現されています。
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先程の、鯉のぼりの由来の時に、
江戸時代には、男の子が生まれたら、
幟をあげると、ご紹介しました。
実は、そこには、もうひとつの、
意味が隠されていて、幟を出して、
神様に早く、気付いて欲しかったのです。
当時は、神様が、天から降りてきて、
子どもについて、守ってもらえると、
信じられていました。
そこで、少しでも早く気付いてもらえるように、
幟を立てて、神様に子どもが生まれた事を、
報告していたようです。
そして、派手な5色の吹き流しを、
鯉のぼりの上に付ける事で、
より目立つようにしたのでしょうね!
ただの、飾りかと思っていた、
ヒラヒラですが、なかなか素敵な思いが、
詰まっていました^^
ちなみに、ポールの先端についている、
丸い物にも、ちゃんと意味がありますよ!
上の丸い球体の物は、
回転球や天球と言われるもので、
神様を、呼んで降りる時の目印です。
そして、下の車輪のような物は、
矢車と言われて、弓矢の印です。
車輪にすることで、どこから魔が来ても、
弓矢で射抜く意味がありますね。
まとめ
どうでしたでしょうか。
鯉のぼりの由来から、吹き流しの意味まで、
全てに、共通して、親の愛情がありましたね。
由来や意味を知ることで、
益々、鯉のぼりが好きになりました!
今度、子供と一緒に、鯉のぼりを見かけたら、
是非、由来と意味を話しながら、
ギュッと抱きしめてくださいね^^