虫垂炎の初期症状！右下腹部が痛くなるってホント？

『この痛み！もしかして、盲腸かも？』

誰もが、一度はこんな風に、
ドキッとしたことありますよね。

特に、右下腹部の辺りに、痛みを感じると、
まず最初に、盲腸を疑う人も、多いようです。

しかし、実際の痛みの出かたは、
少し、違うようです。

そこで、虫垂炎の初期症状で、
痛くなる場所と、発見方法をご紹介します。

また、似たような場所や、痛みがある時には、
他にどんな病気の可能性があるかも、
一緒に、見ていきましょう！

虫垂炎の初期症状とは？

虫垂炎のことを、盲腸と呼ぶ人も、
多いですが、正式名称は、
急性虫垂炎になります。


実は、慢性虫垂炎もあるようですが、
かなり、珍しい病気らしいので、
今回は、虫垂炎＝急性虫垂炎にしますね。


虫垂炎とは、盲腸の先端にある虫垂という臓器が、
炎症を起こした状態のことを言います。

なぜ、虫垂が炎症を起こすのかは、
はっきりとした原因は、わかってません。


これだけ有名な虫垂炎(盲腸)の原因が、
分かっていなかったとは、意外でした。


子供の頃に、スイカの種を飲み込むと、
盲腸になるって、親によく言われましたが、
実は、関係なかったんですねΣ(ﾟдﾟlll)


そして、気になる初期症状ですが、
実は、『これぞ、虫垂炎！』と言うような、
特徴的な症状があります！


その特徴とは、なんと、
痛みが移動する事です！


虫垂炎になっても、右下腹部が痛くなるのは、
実は、後の方なのです。

実際には、

痛み以外の症状として、

• 発熱

37.5度から38度程度の微熱が出ます。
出ない人もいます。


• 嘔吐

食欲がなくなり、吐き気がしたり、
嘔吐する人もいます。


• 下痢

ひどい、下痢になる人もいますが、
個人差はありますね。

中には、便秘になる人もいるようです。

痛みが移動すると、虫垂炎の可能性が高いと、
言えますね。

他にも、『虫垂炎かな？』と、
思った時の、判断方法があるので、次にご紹介します！

虫垂炎の調べ方とは？

虫垂炎かどうかは、病院で検査すれば、
すぐに分かるのは、知ってます。

しかし、出来れば、病院に行く前に、
心の準備がしたいあなたの為に、
簡単な虫垂炎の調べ方を、ご紹介しますね。



以上、虫垂炎の簡単な判別方法を、
ご紹介しましたが、あくまでも、
病院に、行く前の自己診断用です。


実は、虫垂炎の自覚症状は、
人によっても変わります。

お腹などに、痛みがあって、
気になる時には、必ず病院に行きましょうね。



仮に、虫垂炎ではなかっても、
同じような場所や、症状でも、
他の病気の可能性もあります。

では、どんな病気があるのかも、
見ておきましょう。

他の病気の可能性は？

虫垂炎と、紛らわしい病気はいくつかありますが、
特に、代表的なモノは、

• 大腸憩室炎 (だいちょうけいしつえん)

大腸の壁に小さな部屋ができて、
膿などが溜まって、炎症を起こします。

虫垂炎と同じ右下腹部が痛くなるので、
間違われる事が多い病気です。



• 尿管結石

尿管結石も、下腹部に激しい痛みを、
感じる病気です。

下腹部にズキズキする激しい痛みがあり、
吐き気や嘔吐する人もいます。

血尿が出ると、虫垂炎よりも、
尿管結石の可能性が高いかも…。

他にも、
女性の場合は、卵巣などが炎症を起こしても、
右下腹部が、痛くなることがあります。


人によっては、便秘がひどい時にも、
同じように、右下腹部に痛みを感じる場合があり、
本当に様々病気があります。

まとめ

どうでしたか。

虫垂炎の初期症状について、ご紹介しましたが、
最後にまとめると、

• 移動する痛みの時。


• 右下腹部が、響いて痛い時。


• 押すよりも、離してからが痛い時。

こんな、痛みがあれば、すぐに病院へ！

虫垂炎は、早期発見・早期治療が大切ですよ！