『あれ?こんな味だったかな?』
お米を買って来て、しばらく経つと、
開封した時と、味が変わっていることないですか?
熟成されて、美味しくなっていると嬉しいのですが、
風味が落ちていたり、パサパサになったり、
少しカビ臭いなんて経験もあると思います。
それは、お米を保存している容器が、原因かも…。
お米の保存場所には、気をつける人も多いようですが、
実は、場所と同じくらい保存容器も大切です。
そこで、今回はお米マイスターに、直接教えてもらった、
美味しいまま、お米を保存できる容器について、ご紹介します!
超絶オススメの容器もご紹介しますが、まずは、再確認の為に、
美味しく保存できる環境から、一緒に見ていきましょう!
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お米にとって嬉しい環境とは?
ご存知の通り、お米は生鮮食品なので、保存の環境が悪いと、
すぐに、味が落ちてしまいます。
高温多湿の場所に、保存すると、お米は酸化しやすくなって、
味が落ちたり、嫌な臭いがしたりします。
特に、精米された白米は影響を受けやすく、
お米マイスターによっては、精米後2週間が賞味期限だと、
言う人もいます。
そして、意外に思うかも知れませんが、
風通しが良い場所も、避けた方が良いですよ。
風通しが良くて、風や空気に多く触れると、
お米の乾燥の原因になったり、酸化しやすくなります。
これらのお米を劣化させる原因を避けれて、
お米を保存するのに、最適な場所は、冷蔵庫です!
冷蔵庫の中は、温度や湿度は安定していますし、
空気に触れにくですよね。
ちなみに、お米は10℃以下で保存すると、酸化しにくく、
虫も発生しないと言われています。
ただし、冷蔵庫で保存すれば、何の問題もないかというと、
残念ながら、欠点もあります。
そこで、大切になるのが、容器ですね。
正しい保存容器を使えば、最高の状態で、
簡単にお米を美味しい状態のまま保存できます!
という訳で、お待たせしました^^
いよいよ、本題の保存容器について、
ご紹介していきますね!
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オススメの保存容器!噂のペットボトルは?
『う~ん、色々あるけど、一体どの容器が良いの?』
と、迷ってしまうくらいお米の保存容器の種類は、色々ありますね。
では、代表的な容器のメリット・デメリットを見ていきましょう。
お米が入っていた袋のまま
買った時に、お米が入っていた袋のまま、
開いた口を輪ゴムやクリップなどで止めて、
使っている人も多いのではないでしょうか?
実は、お米の入っている袋には、通気性を良くするために、
空気穴と呼ぼれる小さい穴が、開いてます。
なので、お米が入っていた袋のまま保存すると、
その空気穴から、湿気を含んだ空気が入ってしまいます。
空気が入る事で、中のお米の酸化が進んだり、湿気たりして、
お米の味が落ちてしまいます。
- メリット
- デメリット
移し替える手間が要らない。
お米が湿気たり、酸化が進み味が落ちやすい。
買ってきたままの袋は、流通には向いてますが、
保存用には、向かないですね。
米びつ
米びつを使っている家庭は、多いのではないでしょうか?
管理人の実家でも、米びつを使ってました。
しかし、この米びつがお米の保存容器としては、
ある意味で、一番オススメ出来ません(,,゚Д゚)∩ハイッ!!
実は、お米屋さんには、
『買ってすぐのお米に、虫がわいた!』との、
クレームが多いらしいです。
当然、お米の中に虫が混じっていた訳ではなく、
米びつの複雑な構造が原因なのです!
(もともと、米びつ内で発生していた虫が出てきた。)
クレームのお客さんの家で、米びつを分解して見せると、
虫がわいた原因と場所が分かり、納得してもらえるそうです。
そして、米びつが設置されているのは、
大抵、シンクやコンロの下ですね。
お米の最大の敵である湿度や温度の影響を、
キッチンの中でも、一番受けやすい場所だと言えます!
私の家の米びつは、結婚と同時に奥さんに、
使わないという理由で、あっさり捨てられました^^
- メリット ボタンひとつで、簡単に計量ができる。
- デメリット
虫やカビが発生しやすく、お米が劣化しやすい。
ちなみに、米びつが有った場所は、
現在お酒置き場になってます^^
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ペットボトル
ネット上で、NO.1保存容器の呼び声が高いのが、
ペットボトルです!
実は、管理人も使っていた時期があります。
家庭内での、最高の保存場所は、冷蔵庫の中ですが、
唯一の欠点は、臭いです。
じつは、お米は臭いが移りやすく、
ジップロックや、袋などで保存すると、
他の食べ物の臭いが付く可能性がありますね。
その点、ペットボトルなら気密性が高く、
空気・湿度・臭いの影響を受けにくいです。
500mlのペットボトルで、3合のお米が保存できるので、
最初に計量しておけば、使う時に便利とも言われています。
しかも、無料で簡単に手に入りますし^^
しかし、万能に思えるペットボトルですが、
意外に使いこなすのは難しくて、手間もかかります。
管理人は、1合分ごとに線を書いた1.5ℓのペットボトルに、
お米を保存してました。
使う時は、子供の飲み薬を入れる時のように、
少しづつ見ながら、計量の手間を省いて、
使うようにしてました。
しかし、お米の量が毎回微妙に変わって、
御飯を炊くと、柔らかくなったり、硬くなったりと、
美味しく炊けませんでした(^_^;)
結局は、毎回計量カップを使って測ってましたが、
ペットボトルから計量カップは、とても測りにくい…。
結果的には、すぐに使わなくなりました。
ただし、毎回3合炊くという家庭では、
500mlのペットボトルに分ければ、使えますが、
結局、計量の手間はかかりますね。
- メリット
- デメリット
簡単に手に入り、気密性が高く、好みの量に分けて保存しやすい。
移し替えたり、計量する時は手間がかかる。
う~ん、どれも一長一短ありますね。
そこで、私が色々と試したうえで、
お米マイスターさんの意見を参考にして、
たどり着いた最高の保存容器をご紹介します。
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最高の保存容器とは?
最高の保存容器の条件としては、
- 冷蔵庫で保存できる。
- 臭いや湿気の影響を受けない。
- 計量が簡単にできる。
で、色々と探して見つけたのがこちら↓
なんと、全ての条件を満たしていますね!
立てても、寝かしても保存できるので、
冷蔵庫の中の空きスペースを、上手に使えます。
簡単に計量できる仕組みになっていて、
計量が楽なので、とても重宝しています^^
ただし、2kgしか入らないので、
食べ盛りに子供や家族が多い家庭には、
詰め替える作業が面倒で、向かないと思います
私の家では、小さい子供と夫婦だけなので、
特に不便は感じませんが^^
現時点のお米の保存容器の中では、
ダントツにオススメです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
保存容器と言っても、色々ありますね^^
ただ、冷蔵庫に保存できる容器は、
2kgぐらいが多いです。
しかし、ほとんどの家庭では、5~10kgくらいを、
まとめ買いすると思います。
すると、どうしても冷蔵庫にお米が入り切りませんね。
お米は、15℃以下(理想は10℃以下)なら酸化しにくいです。
なので、冷蔵庫に入る分は、きっちりと冷蔵庫にいれて、
入らない残りのお米は、梅酒を作る時使うような
大きなビンに入れて冷暗所で保存してくださいね。
ビンで保存すると、カビや虫が発生しにくいですよ^^
お米は保存のやり方次第で、美味しさが長持ちします。
正しい保存方法で、最後の一粒まで、
御飯を美味しくいただきましょう!
すばらしい情報、有難く頂戴いたしました。
PETボトルとは意外でした。
早速、実施したいと思います。
今の時季、炭酸水のボトルを利用したと思います。
ありがとうございました。
長友 末男さま、コメントありがとうございます!
暑い今の時期は確かにペットボトルが大量になりますね^^
喜んで頂いたようで、私も嬉しいです!
ありがとうございました。